新聞

内田樹 日本辺境論

今日は成人の日。 朝、日経新聞を読んで、一面の「春秋」欄の成人式をテーマにした記事で、内田樹さんの「日本辺境論」が紹介されていてびっくりした。 五木寛之さんの「青年は荒野をめざす」の紹介から始まって、沢木耕太郎さんの「深夜特急」から、日本の…

ヘンリー・ミラー 南の島

今日の日経朝刊の「海辺の情景」谷川晃一で紹介されていた作品。 初めて見た作品だけど、朝、バスを待ちながらこの記事を見て、気に入ってしまった。

亀山郁夫 ドストエフスキーとの旅 28

今週の記事を読んで、やっと先週の亀山郁夫氏の葛藤が理解出来た。1984年にスパイ嫌疑で尋問された時の話だった。 1984年当時のロシアの状況との差に驚いているのだろう。そういえば、村上春樹氏の新作も1Q84だったよな。だけど、日本の状況は当時とあんまり…

亀山郁夫 ドストエフスキーとの旅 27

日経日曜版の亀山郁夫「ドストエフスキーとの旅 27」で、亀山郁夫氏が、モスクワのプーシキン賞の受賞式に言った時の話が始まった。 僕はこの連載記事のエッセイが何故か気になっていて、結局、昨年の末から、今年の頭に、ドストエフスキーを読み始めたのだ…

「蘇える金狼」と「蘇える勤労」

今日の日経新聞朝刊一面「春秋」欄。 「蘇える金狼」の高度成長期の物語は「カネとタバコと血のにおいがした」。これをもじったユニコーンの「蘇える勤労」ツアーは「あくせくした渇望感は無く、勤労もジョークで楽しんでしまう」、解散後、再結成したユニコ…

マイクロ・ファイナンス

日経新聞 価値を創る 停滞を越えて 目覚める40億人元、東京三菱UFJの枋迫篤昌氏が創立した会社マイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーション(MFIC)。 北米へ出稼ぎしている人の中南米への送金660億ドルに上るそうで、この送金を現在の十分の…

読書の賢人

日経朝刊の出版広告特集 読書の賢人に小飼弾氏が掲載されていた。 小飼弾の読書指南よりのメモ ネット時代だたら「本」の重要性が高まっている。 本は「濃縮済みのメディア」。本は出版される事によって、製品化コストを回収しなければならないので、精査さ…

ルノワールの「甘い絵」

福田美蘭さんの「印象派のなぜ」ルノワールの「甘い絵」暗うつな世画面は明るく なぜあんなに甘ったるい、俗っぽい絵が美術史上の「名画」なのか、以前から大きな謎だった。 これに対する回答として1870年の皇帝ナポレオン三世の話から始まっているいた。ル…

2月4日日経 経済教室 ゼミナールより

完全雇用下にある場合、企業に追加的な信用が供与されると、 まず市場での貸出金利が均衡金利水準より低下する。 資金を借りやすくなった企業は、それまで消費財の生産に使用されていた生産手段(原材料や労働)を、資本設備の生産に振り向ける。 その結果、…

The Nikkei Magazine

特集が「ブルー」で、後書きを読むとスピリチュアル関連の記事の要望が多いらしい。そこで「スピリチュアルの道しるべ」として「ブルー」の特集らしい。相変わらず、広告はバブリーな製品なのだけど。下記はメモ。 企業のロゴでブルーの色が多くなった。 ウ…

1月22日 日経夕刊 永田町インサイド

金策面 新党結成時が掛かる費用は、議員一人当り6000万円以上。 1996年の旧民主党結党時に、鳩山兄弟が15億円以上を党に貸した。 (これって、公的な話? ) 人脈面 新党さきがけの結党の密会は喫茶店で行われた。会社員が独立して会社を設立する場合の費用…

日経 私の履歴書 松田 昌士

最近の日経に掲載されているJR東日本相談役の松田昌士氏の私の履歴書が面白い。スト権ストとか第二臨調とか、近代史の中で、言葉でしか知らなかった内容が、当事者より語られている。 当事者と言う事で、片面からしか語られていないかも知れないが、これら…

フラワー・トラベリン・バンド

昨日?の日経の記事の中で見つけた。 再結成して日比谷の野音でライブをしたとの記事。 相変わらず、日経でこんな記事を読むまで知らないと言う情報収集能力の無さを露見。 ジョー山中も元気そうで。

出版不況の中、名作・古典に脚光

日経の文化欄 出版不況の中、名作・古典に脚光 倉橋由美子 聖少女 1965年 直木賞を受賞した桜庭一樹の『私の男』が影響を受けている。 柴田翔 『されどわれらが日々』 宮本輝 『青が散る』 生真面目さがポイント。『されどわれらが日々』は学生時代に読んで…