美術

ジャクソン・ポロック 回顧展

ジャクソン・ポロックの回顧展に行ってきました。 ジャクソン・ポロックについてはアクション・ペインテングの画家としての認識しか無かったのだけど、一応、見に行こうかなと思った程度の興味だったのですが、回顧展として初期の作品から晩年の作品まで時代…

小林秀雄 ゴッホの手紙

国立新美術館でオルセー美術館展2010「ポスト印象派」が開催されているせいか、新聞、雑誌等で印象派についての相変わらずの甘口の記事が多くて閉口していたのだけど、先週末の日経日曜版で、やっと小林秀雄の「ゴッホの手紙」の紹介記事が掲載されていてほ…

Primavera

ドイツに住んでいた時に花見が出来なかったので、春になると部屋に飾っていたBotticelliの絵。 オリジナルはもう少し明るい色と記憶している。 これは洗う前の絵なか? あるいは単に色彩の調整が悪いだけかもしれない。

ボルゲーゼ美術館展

久しぶりに美術館へ行く。 新宿駅で京王線よりJR線へ乗換える時に、以前は良く連絡通路を利用していたのだけど、最近は一度、京王線の改札を出て、JR線の改札に入るルートを通る様になり、連絡通路に掲示してある美術展の広告を見なかったのだけど、先週、こ…

ゴーギャン展

東京国立現代美術館へゴーギャン展を見に行った。 特にゴーギャンは好きな画家では無いのだけど、印象派の作品は写真で見た色の感じと、本物の色の感じは全く異なっているので、本物を見ないと分からないと思っているので。 今回の展覧会の目玉作品で、日本…

マティスの時代 ブリヂストン美術館

今日は東京駅まで行って、丸善とブリヂストン美術館まで行ってきた。 先日の出張の帰り、東京駅の横のビルに丸善が新しく入っていた事に気が付き、一度、行こうと思っていた事と、日経の文化欄(いつも事なのだけど、このくらいしか僕の情報元は無いので)で…

 マーク・ロスコ 「瞑想する絵画」

千葉県佐原市の川村記念美術館まで、マーク・ロスコの「瞑想する絵画」を見に行ってきた。 二週間ほど前に掲載された日経夕刊の記事を読んで興味を持った。昔、ドイツに住んでいた時に、冬の天気の悪い日曜日には外出して行くところが無くて、美術館へ行って…

マーク・ロスコ

千葉県佐倉市の川村記念美術館で6月7日までマーク・ロスコ展開催。 1958-1959年に30点描いた「シーグラム壁画」の内、15点を展示。

モネ 「ルーアンの大聖堂」

日経夕刊 福田美蘭さんの「印象派のなぜ」の四回目。 福田さんは言う。 モネはもっとも印象派らしい画家だ。 中略 セザンヌもゴッホもルノアールも、印象派が最初に目指した光と影の追求からしだいに離れていく中、モネだけは最後まで光を追い続けたからだ。…

ルノワールの「甘い絵」

福田美蘭さんの「印象派のなぜ」ルノワールの「甘い絵」暗うつな世画面は明るく なぜあんなに甘ったるい、俗っぽい絵が美術史上の「名画」なのか、以前から大きな謎だった。 これに対する回答として1870年の皇帝ナポレオン三世の話から始まっているいた。ル…

ピカソとクレーの生きた時代

渋谷 Bunkamuraで開催中の展覧会。 ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館が改装の為、作品を貸し出している美術館で、昔、デュッセルドルフに住んでいたころ良く暇つぶしに行っていたので懐かしかった。特に、ビデオで紹介していたのが。 こ…

印象派のなぜ セザンヌの「狂った」デザイン

日経の木曜日の夕刊。福田美蘭さんが掲載を開始した記事。 僕がセザンヌに持っていて違和感を明らかにしてくれて説明してくれた。 セザンヌのデッサンは狂っている。だけど、これは彼が始めて、絵画の世界に自分の「考え」を持ち込んで、絵画でしかできない…

巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡、巨匠ピカソ 魂のポートレート

六本木の新国立美術館の愛と創造の軌跡と、サントリー美術館の魂のポートレートを見に行く。パリのマレ地区にあったピカソ美術館の改装で展示品を貸し出ししている為、今回、日本で展示会が開催されたらしい。 僕は今回サントリー美術館の方で展示されている…

ルネ・マグリット 白紙委任状

昨日の夜、テレビ東京の「美の巨人」で、ルネ・マグリットを特集していた。 ブルッセルからパリに行って、アンドレ・ブルトンのシュールリアリズム宣言に影響を受けたものの、パリから三年でブルッセルに帰って作品を書き続けた。シュールリアリズムの時代で…

フェルメール

東京都美術館にフェルメール展を見に行く。 フェルメールの作品は7点しか展示されていなくて、フェルメール展と言うよりデルフトの絵画展と言う感じでした。フェルメールの作品だけを見に行くつもりでは肩すかしを感じるでしょう。事前に中身を調べずに、展…

折原一 黙の部屋

黙の部屋作者: 折原一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (13件) を見るこの画家は本当にいるのだろうか?怖そうなストーリと思ったけどホラーの要素は無い。 折原一の小説に共通する伏…

アメリカの夢 フェルメールの旅 文 福岡伸一

日経の記事より、 野口英世の話はこじつけすぎだと思うけど、ワシントンの国立美術館にある「フルートを持つ女」が、まだフェルメール作とされる作品で、この鑑定としているのだけど、鑑定の作業時にフェルメール的で無いものを探すのでは無く、フェルメール…

ルネ・マグリット

日経 ルネ・マグリットの「これはパイプでは無い」が紹介されていた。 ルネ・マグリットは僕の好きな画家なので、何となく日記に書きたくなった。昔、朝日出版だったけなあ。多分朝日の日曜版を本にしたと思う世界の美術の文庫本で紹介されていた、ベルギー…

ゴッホ

日経 ゴッホのアルル時代の話。 昔、1990年から91年の冬休みにアルルに行った時を思い出した。 新聞記事によると、当時はアクスには電車が無く、ゴッホはアルルへ引っ越した。 夜のカフェテラスに、僕は孤独を見る。このカフェテラスの中で団欒する人は、決…