読書

スティーブ・ジョブス 驚異のイノベーション

夏休みに読んだビジネス本。学生時代にデザイン事務所でバイトしたり、音楽をしていたので、会社へ入った時は色々なアイデアとか出ていたのだけど、そういうアイデアは事業センスとか経営センスを持った人から見ると未熟なリスキーなアイデアで、もっと経験…

倉下忠憲 Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング

なんでTwitterとかFacebookが面白いのかと言うと、僕はこの本の帯に書かれている様に「プライベートでも仕事でもない、第三の領域を構築しよう」と言う文章に表現される様に、個人(家族)と仕事以外の第三の繋がりを求めている人が多いからと思う。 この繋…

篠田真由美 原罪の庭

ブック・オフで105円で5冊購入した「建築探偵桜井京介の事件簿」の5巻の内、この第一部の最終巻が一番面白くて一騎に読めた。 文章が上手くなってきて、大人の読者でも読めるようになってきたからだろう。 最後のアオの落ちは、島田荘司の「異邦の騎士」を…

篠田真由美 灰色の砦

シリーズものが読みやすいのは、主人公の登場人物を前作で知っているので、読みながら「この人はどういうひとだっけ」と前の読んだ箇所に戻ったり、登場人物一覧に戻らなくても良いこと。 特に推理小説の場合、登場人物が多いので。 この本も建築探偵桜井京…

堀江貴文 君がオヤジになる前に

堀江貴文に興味があった訳では無いのだけど、堀江貴文が収監される発表があった後、収監される時のつぶやきをライブで見たくて、堀江貴文のTwitterをFollowした。Twitterでのつぶやきを読んでいてので、本屋でこの本を見た時に立ち読みしたのだけど、結局、…

島田荘司 アトポス

長い前奏が本当に長い! 色々な事件と解決策の組み立てがあって面白いのだけど、読み直してみると長い前奏は不要では? この辺りから、だんだん社会悪への批判の文章が増えている気がする。 アトポス (講談社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売…

島田荘司 水晶のピラミッド

島田荘司の長編再読シリーズ。 タイタニックの話しとか出てきて、タイタニックの映画が流行った時なのか、映画の前に書かれたのかが気になってしまった。 ピラミッドの謎解きもあって、これも最初に読んだ時は作者の薀蓄の部分を読み飛ばしていたけど、今回…

藤原新也 沈思彷徨

先週末に下北沢の古本屋ビビビで購入。こういう本との出会いがあるから、古本屋廻りは愉しい。 80年代初期に、当時の時代を解説してくれた東京漂流を読んで感銘を受けて、過去の著作を読んで、僕もインドへ行ったりしたけど、20何年ぶりに学生時代の先輩…

角田光代 ロック母

1992年から2006年までに発表された短編集。 これも新幹線のキオスクで購入。 地方の高校生の屈折した生活と東京への生活の憧れを描いた「ゆうべの神様」が、高校生時代の感情を思い起こさせてくれた。 最近は、こういった高校生の感情を描いた作品とか無いの…

島田荘司 暗闇坂の人食いの木

暑くて外に出る気がしなく、昼間からビールを飲んで昔読んだミステリーを読み直していた。 島田荘司のこの辺りは長編はストーリが面白くて、途中、読み飛ばしている場所があるので、二回目でも読んでしまった。 暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫)作者: 島田荘…

篠田真由美 未明の家

「建築探偵桜井恭介の事件簿」と言うサブタイトルに惹かれていたのだけど、読む機会が無くて読んでいなかった推理小説。ブック・オフの105円コーナーに講談社の新書版が並んでいたので、この「未明の家」、「玄い女神」、「翡翠の城」と三冊を一ヶ月程前に購…

ベストセラーとして有名で続刊が同じ様なタイトルとデザインが次々と何冊も出版されている本を、読む気にならなず、読まない人は僕だけでは無いだろう。

この本を読んだのは、たまたま図書館で「金持ち父さんの投資ガイド」を斜め読みをして面白かったので、最初の「金持ち父さん貧乏父さん」を読む気になった。 この本は多分BOOK OFFの105円均一にあると思ったが、105円均一のコーナーには無かったのが意外。 …

藤沢 数希 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方

数学者? 理系の頭から見た投資の考え方の本。著者は理系のPhDから外資系投資会社へ転職した人で、理系の頭で説明しているのが面白い。本の内容としては、「ウォール街のランダムウォーカー」等と同じく株で儲ける唯一の方法はインデックス投資であると言う…

ウォール街のランダム・ウォーカー 2007年版

ゴールデンウイークには1999年に日本で出版された原書第7版の旧版を読んだのだけど、今回は2007年に日本で出版された原書第9版を読む。 2000年前後の米国のインターネットバブルについて、前回では第1部の第3章の「株価はこうして作られる」の最後に数ペー…

モレスキン 「伝説のノート」活用術

近所の図書館に珍しくビジネス書と言うか自己啓発書があったので借りた本。 モレスキンについては何年か前からブームになっている事で、年末の手帳を探すときには気になっていたけど価格が高い事と、手帳の中身は一般的な内容なので購入した事は無い。 今回…

ピーター・リンチ 株で勝つ

GWに読んだ「ウォール街のランダムウォーカー」に続き、これも古典のピーター・リンチの「株で勝つ」を週末に読破。 プロの投資家(ファンド・マネージャー)に比べて不利なアマチュアの投資家が勝つ事の出来る理由として、一般消費者としての生活、働いてい…

川本三郎 マイ・バック・ページ

家の近所のTSUTAYAでもこの本が平積みになっていた。 5月末に妻夫木聡×松山ケンイチの主演で公開されるとのポップと一緒に。 以前にこの本が本屋の映画化コーナーに置いてあって、今になって映画化される事を知って驚いた事をブログに書いた事を思い出して…

ウォール街のランダムウォーカー 1999年版

インデックス投資派のバイブルと言われている本で、今年のGW中に必ず読もうと思っていた本。 この本を読むと個別株を株式投資をしようとは思わなくなるので、頭を冷やすのには調度良い。 だけどなんとなく引っかかる事があって、会社の中で新規事業に投資…

岩崎日出俊 リーマン恐慌

藤巻健史の『マネーはこう掴む』を読んで、サブプライムローン問題からリーマンショックまでの流れを復習しようと思って、図書館で見つけた本。2008年9月15日のリーマン・ブラザーズ破綻直後の2008年11月に書かれた本。サブプライム問題の本質…

マンガFX入門

マンガFX入門 ダイヤモンド社 外貨預金に代わりにはじめてしまったFXの一般的な知識を得たいと思って、図書館で借りた本。 2009年10月30日時点の内容。 メモ 各通貨の特徴 東京、ロンドン、ニューヨーク市場の特徴。東京市場 実需での動き。ニューヨーク市場…

藤巻健史 マネーはこう掴む

昔からGWの時期には旅行にも行かずに家で閉じこもっている事が多い。とは言っても普段と同じ行動はしたくないので、今年も隣の市の図書館まで行って、本を5冊借りてきた。藤巻健史の本は、2007年に『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門…

誉田哲也 シンメトリー

姫川玲子シリーズの第三弾となっているけど短編集でした。 ミステリーとしての面白さは全く無い。 『ストロベリーナイト』、『ソウルケイジ』と読んでからだったので読めたけど、最初にこの本から入ったら、途中で読むのを止めていたと思う。 シンメトリー (…

誉田哲也 ソウルケイジ

誉田哲也の姫川玲子シリーズの第二弾。 前作の『ストロベリーナイト』が良かったので、この第二弾も購入。 期待を裏切らない作品でした。 ミステリーとしてのプロットは前作と同じく定番通りの内容。本格的なミステリー読みの人の評判は良くないだろうな。ち…

誉田哲也 ストロベリーナイト

推理小説の中で警察小説はあまり読まないのだけど、先日の移動中に読む本を探していて、ラストのどんでんがえしが衝撃的というポップに惹かれて、この『ストロベリーナイト』を購入。 テンポの良さと文体の良さで一騎に読んでしまった。 ミステリーとして犯…

西村賢太 苦役列車

今年第144回の芥川賞のTVニュースを見た時に、生い立ち外見も対照的な西村賢太氏と『きことわ』の朝吹真理子女史が受賞していて、これは本当の芥川賞の受賞のニュースでは無く、TV番組か新作の映画のニュースの様に感じた。あまりにも対照的な男女二人の…

村上春樹 雑文集 続き

村上春樹 雑文集の続き。 「『アンダーグラウンド』をめぐって」の章の最初のエッセイの、「東京の地下のブラック・マジック」。 スコット・フィッツジェラルドが1929年の株価大暴落を北アメリカで聞いた様に、村上春樹も1995年の神戸大震災、オウム事件をア…

村上春樹 雑文集

三連休は特に用事も無く、家で閉じこもろうと思っていたので、昨日の雪は大歓迎だった。まずは、村上春樹の雑文集。デビューしてからの雑文を一冊の本にした本。『風の歌を聴け』から、『ノルウェイの森』が発売されるまでは、友人の間でもカルト的に流行し…

村上春樹 雑文集

昨日、友人達との新年会で渋谷でボーリングをする。11名でビールを呑みながら約三時間、三ゲームしか投げていないのだけど、今日は体が重くて、動く気がしない。だけど、歯医者の予約をしていたので、歯医者の後、本屋へ寄ると村上春樹の雑文集と言う本が並…

北森鴻 触身仏 蓮丈那智フィールドファイル2

北森鴻 凶笑面 蓮丈那智フィールドファイル1

以前より、時間があれば読もうと思っていた本。 金曜日より風邪を引いて休んでいたので読み始める。凶笑面―蓮丈那智フィールドファイル〈1〉 (新潮文庫)作者: 北森鴻出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品…