HDD

会社のノートブックのHDDがぶっ飛びました。やっぱりHDDの寿命は4年位ですね。 HDDのバックアップは三ヶ月前にしたので、それ以降のデーターが無くなってしまいました。
会社のメンテをしている人にHDDの交換を依頼して、どこの会社の幾ら位の容量のHDDにするか話していたのですが、何日か前のDigitimes daily IT newsと言う台湾のIT関連のWEBにHDDの記事があり、

2006年第2四半期のHDDのシェアは、

  1. Seagate 34.1%
  2. Western Digital 19.5%
  3. Hitachi GST 15.1%
  4. Samsung 10.5%
  5. Toshiba 8.5%
  6. Fujitsu 6.8%
  7. Maxtor 3.8%

Seagate社によるMaxtor社の買収により、Maxtor社のシェアは第1四半期の11.9%より3.8%へ減少。このMaxtor社の失った8.1%のシェアの内、Seagate社は5.1%を自社のシェアアップに繋がった。

久しぶりのHDDのマーケットシェアを調べたけど、Hitachi GSTが数量面では頑張っているのですね。最近の日経では日立の赤字事業と言われてお荷物扱いされていますが。このDigitimesの記事でも、Seagate, Western Digitalは黒字に対して、Hitachi GSTは112百万ドルのnet lossとなっていますが。

と言う事は、HitachiのHDDが一番、コストが高い作りであるにも関わらず、無理に市場価格に落として販売しているのだろうと思い、Hitachi製のHDDを依頼しました。 HitachiのHDDは、元IBMの藤沢工場を買収して、まだ藤沢工場で作っていると思うのですが、海外に移転してしまったのだろうか? HDDが着たら、MADE IN どこの国が確認してもらおっと。

そういえば、僕が今、家のパソコンで使っているのはQuantumのHDDなのだけど、昔はQuantumのHDDは松下寿で生産していて一番性能が良いと言っていたのだけど、QuantumがHDD部門をMaxtor社へ売却して、Maxtor社はSeagate社に買収されて、本当にPCのハードの事業は難しいね。IBMみたいにハードウエアの部門を切り捨てるのが正解とは分かっていても、日本の会社は簡単に出来ないし。

反対に、最近の松下対SONYの記事を読んでいて、収益優先でハードウエア部門を軽視したSONYが没落して、多分、色々な社内政治とかでSONYの様にドラステックにハードウエア部門を軽視出来なかった松下が優勢ってのは、IBM型の意思決定よりも、日本的な、松下的な意思決定の方が最終的には勝つって事かな。