10月20日の日経より

USEN最終赤字88億円――動画配信「GyaO」、今期単月黒字めざす。(2006/10/20)
改善なければ撤退検討も
 USENの佐藤英志常務は十九日の決算会見で、無料動画配信事業「GyaO(ギャオ)」について「広告が伸びれば今期中にいったん単月黒字化する」との目標を示した。一方、同日のアナリスト向け説明会では二〇〇八年八月期までに改善のメドが立たない場合は撤退を検討する方針を明示。株価が低迷する中で市場に対して「背水の陣」で臨む姿勢をアピールした。
 前期の映像・コンテンツ事業の連結営業赤字は九十七億円。このうち、GyaOの赤字は八十億円弱を占める。今期も通期では二十億―四十億円の赤字の見通しだ。



先週の記事ですが、YOU TUBEの買収の直後の記事でした。 GyaOは80億円弱の赤字なのですね?

理由として憶測するに、
① 広告収入が予定より低い。
② GayOで放送しているコンテンツの製作者へ支払っている代金が高い。 YOU TUBEの場合は投稿なのでゼロだろうけど、GyaOの場合支払っているのだろな。

更に、憶測すると、
① GayOの広告収入が低いのは、GayOとYou Tubeで広告収入を得る方法が違っているのでは? GayOの場合、TVでも広告を出している大手企業。 You Tubeの場合、アドセンスで広告収入を得ている。 GayOの広告の場合、広告内容を見ても、結局、TVとか雑誌等、既存のマスメデアに広告を掲載している企業が、そのままの広告内容を掲載しているだけで、おそらく、広告を出している会社と媒体が違うだけで広告費を取るビジネスモデルはいままでと同じ?

② 確かにYOU TUBEの場合、コンテンツに対して金を払っていないだろうな。