Eee PC.

Computex TaipeiでAsusが発表。

SPEC
7 inch Display
CPU Celeron M
メモリー フラッシュ 2GB
2007年計画500K台
2GB フラッシュ 小売予定価格$199
4GB フラッシュ $299

その後の記事に拠ると、『2GB、4GBはIntelが発売。 Asusが販売するのは8GB以上の製品』との説明がASUSのComputexの説明員よりあったそうです。 Intelは、OLPC XO Notebookの対抗機種として発展途上国向けに販売(?)するのでしょう。 ネットでは2GB品を使いこなす話(OSとか、Application Software)が話題になっていますが。

OLPCのXO Notebookの状況(AMDのCPU、Quanta社が生産)についても記載あり、BOM Cost $140である事や、QuantaがQ3出荷開始よりQ4出荷開始へ延期を表明。

OLPCの話になると、CPU等のメイン部品の性能、コストで決まるPCの世界で、設計後(部品決定後)、生産が遅れるのは致命的な問題。 設計とか生産のトラブルによる遅れの噂も出ていたけど、結局、購入側(政府とか供給機関)の意思決定が遅くて、PCの世界のスピードについていけないのだろうな。 更に、採用決定にあたっての責任者、関係者へのリベートとかの問題もあるのだろうな。

OLPCのProject自体は、どの様なスキームになっているのだろうか? OLPCのホームページを見ても設計して、発展途上国の学校へ配る(販売する)様だけど、

① OLPCがPCを買い上げて第三世界の学校へ配る(無償)。 費用負担はOLPC
② OLPCと、発展途上国の政府、政府機関がPCの購入費用を負担して、学校へ配る。
③ OLPC自体は本体の費用負担をせず、その国の政府、政府機関が全額負担して、学校へ配る。

どうなっているのかな? Quanta自体も馬鹿では無いと思うので開発費、金型代を全くタダで試作しているとは思えないし。 或いは広告費と考えてタダで試作?

本当に、このProjectは成功するのかどうか不思議。 インターネットで検索しても、XO Notebook上のOSとかの記事は色々出てくるけど。