日経Tech-On!でiPhoneの記事を読んでいて気になったこと。


① iPhoneの設計を支えているのは、ハードウエアの技術では無く、ソフトウエアの技術との説明があった事。

② iPhoneが市場で受けている理由の一つとして、ユーザーインターフェイス、グラフィックインターフェイスが優秀な事で、最初の画面で表示されているよりボタン(?)があるが、これらは、実はウィジェット、ガジェットと呼ばれるWEBで利用されているソフトウエアである事。

ウィジェット、ガジェットについては色々な説明がされているけど僕の理解はミニサイズのWEBブラウザーで、このミニサイズのWEBブラウザー上に他のWEBの情報を表示するソフトウエア(グーグルではWEB上のiGoogleに追加されるのがウイジェットで、Disktop上に追加されるのがガジェットと使い分けている様です)。 僕はiPhoneを見たことは無いのですが、通常の待ち受け画面ではボタン(ガジェット)が表示されていて、ボタン(ガジェット)に拠っては簡単な情報が表示されているかも知れない。 ボタンをクリックする事で、そのWEBがiPhoneの全画面に表示されるのだろう。 

こういう風に考えてると、日本の携帯電話でも直ぐに同じような機能をもったユーザーインターフェイスが出てくるのだろう。 メーカーが販売するのでは無く、ユーザーが似たユーザーインターフェイスを開発して、Internetで無償で配布されるかも知れない。

Tech-On!の読者である日本メーカーの技術者にとって、iPodiPhoneは不思議な存在と思う。 技術的には何の優位性、特異性も無いのに。単にマーケテングの優劣が理由となっているかも知れないが、日本のハードウエアのメーカーの技術者でユーザーインターフェイス、グラフィックインターフェイスの重要性について理解しているのは一部の人だけだろう。 個人ユーザーがユーザーインターフェイスとか、グラフィックインターフェイスをカスタマイズ出来る製品が面白いと思うのだけど。