まつもとゆきひろがRubyをオープンソースの開発者で、まつもとひろゆきが2chの人。


IT PROの記事なので読者の大部分は企業で働いているプログラマを前提とした記事と思う。 対談の流れとしては、まつもとゆきひろ氏の仕事ぶりを紹介して、『オープンソースの仕事で生活をしていく事がプログラマにとっては理想の生活であり、若い人のロールモデルになっている事』、『好きなことだから一日中出きると言う事』、『世の中を良くすると言う使命感』で仕事をしていると言うプログラマにとっては理想的な仕事の説明であり、梅田望夫氏の言うWEB 2.0の世界と思う。

前編の後半は、オープンソースの開発の仕事が大企業でのプログラムを開発する仕事とどこか違うか、更にグーグルでの開発の仕事とどこが違うか。
大企業での(つまらない)プログラム開発の仕事を如何にオープンソースの開発の様に好きな仕事で、世の中を良くすると言う使命感を持てる様に出来るか。ここが一般のプログラム開発者に対してのメッセージ。

プログラマでも無くソフトウエア会社でも無いメーカーに勤務している私にとって、一般のプログラマの仕事と、オープンソースRubyを開発する事が、ここまで違うとは思わなかった。 オープンソースで好きな開発をしていく人は多くのプログラマの憧れであることが分ったのだけど、どういったプログラマが、ここにたどり着けるのだろう。

オープンソースの開発に必要なのは、チームワークとコミュニケーション能力、ぶれない価値観。 オープンソースで生計を立てていくと言う事は野球少年がプロ野球の選手になれる確率よりは高いと言う事。 プログラムの技能に違いがあるのかな? プログラマでは無い私には分らないのだけど。