橘玲 マネーロンダリング

マネーロンダリング

マネーロンダリング


僕は、この本を読んだ事があると勘違いしていた。ちょうど帰国して、非居住者から居住者に戻ったり、海外の口座を閉めて、日本へ送金したりしていた時期で、この辺りの法律を知りたくて、橘玲氏の著作を読んでいた時期に「マネー・ロンダリング」と言う小説を読んだので、この橘玲氏の小説だとずーと勘違いしていた。
今回、図書館の返却されて本のコーナーに置いてあって、一度読んだ事のある本だけど、もう一度、読んでみようとしてかりた本。

内容は、マネー・ロンダリングのテクニカルな部分は少なくて、の様なピカレスク・ロマン。と言っても主人公が完全な悪者では無く、もう一人のやくざの方が悪者としては魅力的。女性が出てきたり、最後にどんでん返しがあったり。読んだ後の後味が悪い事。一時期の推理小説の特徴として後味が悪い時期があって、僕はこの後味悪さが嫌で推理小説を読まなくなった時期があった。