日経 私の履歴書 松田 昌士

最近の日経に掲載されているJR東日本相談役の松田昌士氏の私の履歴書が面白い。スト権ストとか第二臨調とか、近代史の中で、言葉でしか知らなかった内容が、当事者より語られている。
当事者と言う事で、片面からしか語られていないかも知れないが、これらの事件に立ち会った当事者の記録の重さがある。
スト権ストの記事を読んで、国鉄側で、ずいぶん自殺者が出ていた事に驚いた。今で言えば鬱病なのだろうけど、当時の労使関係の凄さが想像出来る。