モネ 「ルーアンの大聖堂」
日経夕刊 福田美蘭さんの「印象派のなぜ」の四回目。
福田さんは言う。
モネはもっとも印象派らしい画家だ。
中略
セザンヌもゴッホもルノアールも、印象派が最初に目指した光と影の追求からしだいに離れていく中、モネだけは最後まで光を追い続けたからだ。
納得。
なぜ同じ主題を、同じ構図で何枚も描く必要があったのだろうか。
と、自分で問いかけて、
一枚のカンバスには到底、自分の感覚のすべてを入れられないと悟ったのだろう。
これが画家の視点。観察者からでは、この様な視点で考える事が出来ない。
この掲載記事も今日の4回目で終わってしまうようだ。
ゴッポを除き、今まで、僕も、何故、評価されているのか分からなかった印象派の画家を取り上げてくれた記事なので、これで終わってしまうのは寂しい。