法月綸太郎 ふたたび赤い悪夢

昨日、図書館で借りた本。都心まで電車に行く前に、電車の中で読むのに適当な文庫本を駅前の図書館で見繕うと思って借りた。
比較的、最近出版された推理小説と思っていたのだけど、携帯電話が出てこないので、あとがきを見てみると1992年に出版されて、1995年に文庫本になった本だった。
小説の中で中森明夫がモデルと思われる登場人物が出てきて、80年代のアイドルの歴史の説明がある。僕はアイドルには興味が無かったので、断片的にしか記憶に無かった事が80年代の時系列で書かれていて、あのニュースは80年代だったんだと、驚いてしまう内容がちらほら。
「ふたたび赤い悪夢」の本のタイトルが、キング・クリムゾンの1974年のアルバムの「レッド」の中の曲である事が、あとがきに書かれていた。この曲の歌詞が高所恐怖症の人が飛行機に乗った時の内容である事は知らなかった。

法月綸太郎 ふたたび赤い悪夢

ふたたび赤い悪夢 (講談社文庫)

ふたたび赤い悪夢 (講談社文庫)