小林秀雄 ゴッホの手紙

国立新美術館オルセー美術館展2010「ポスト印象派」が開催されているせいか、新聞、雑誌等で印象派についての相変わらずの甘口の記事が多くて閉口していたのだけど、先週末の日経日曜版で、やっと小林秀雄の「ゴッホの手紙」の紹介記事が掲載されていてほっとする。

やはり真の美術は狂気から生まれるもので、狂気が美術の魅力である事を再確認すると同時に、こういったメッセージを新聞とか雑誌も発信して欲しい。

今回、記事を読んで、小林秀雄が「絵としては複製の方がよい」と近代絵画で書いていた事を読み落としていた事に気がついた。