リービ英雄

日経の文化欄で、リービ英雄のエッセイが掲載されていた。新宿の古い和風家屋に住んでいて、日本文化への憧れが強く読み取れる文章。
安部公房の仔象は死んだ」を英訳する時に、公房に文中に著述している象が一頭なのか、複数なのか尋ねて、公房より「わからない」と答えられたこと。と、彼の「星条旗の聞こえない部屋」を英訳しようとする青年から同じ様に、作品中のガードマンが一人なのか、複数なのかを尋ねられて、リービ英雄が答えられなかった。