角田光代 東京ゲストハウス

何年か前に、本屋で見つけて気になっていた本が下北沢の古書ビビビの店頭の本棚で見つけて購入250円。
何年か前と思っていたけど、本屋の発行日を見ると、1999年。
本屋で見つけたのは、シンガポールから一時帰国した時か、オーチャードの紀ノ国屋書店かな。
とすると90年代に流行った自分探しのバックパッカーの後の作品か。
作者もこう言った旅を経験しているので、こう言った小説を書きたい気持ちもわかるし、作者としても自分の旅のケリをつけるために書いたと思う。
決して、批判している訳でも無く、そんな気分と気持ちが気持ち良い小説。

東京ゲスト・ハウス

東京ゲスト・ハウス