藤原新也 僕のいた場所

下北沢の古書ビビビで購入。ここで藤原新也の本を購入する事が多いなあ。普通の本屋では目立たない場所に置かれているけど、古書ビビビでは目立つ場所に置かれているからだろう。
後書きで、この本は女性誌のクレアに7年間掲載していたエッセイをまとめた本で、単行本が1993年1月の刊行なので、80年代中期から90年代の頭まで連載されていた事になる。
バブルの頃も、バブルに背を向けていたと言うより、流行に流されない事を意識していた女性もいたし、過去の60年代、70年代に回顧的な興味を持っていた人にとっては、その同時代を理解したがっていたので、あの頃の藤原新也は、ある意味のバイブルだったし。

僕のいた場所 (文春文庫)

僕のいた場所 (文春文庫)