ウォール街のランダム・ウォーカー 2007年版

ゴールデンウイークには1999年に日本で出版された原書第7版の旧版を読んだのだけど、今回は2007年に日本で出版された原書第9版を読む。
2000年前後の米国のインターネットバブルについて、前回では第1部の第3章の「株価はこうして作られる」の最後に数ページが費やされていたが、今回は第4章として一章が費やされていた。 僕は90年代の日本のバブルとは関係無い仕事をしていたので、どちらかと言うと、消費とか流行の面しか知らないのだけど、2000年のインターネットバブルの時は、仕事で一部関わっていた事と、1995年頃よりインターネットを利用していたので、この記事で書かれている様に、「そんな事で仕事になるの」と言う案件でビジネスになっていたり、独立して創業した友人たちとの思いでがあって懐かしい。 その後、回収に苦労した案件もあるのだけど、あの時の仕事上の友人たちはその後、どうしているのかな? 最近、Linkdinで再会した友人もいるけど。
本の話に戻って、原書第9版の新版では第3部第10章の「行動ファイナンス」が追加されていると紹介されているが、僕にとっては旧版でもこの本の第3部の「新しい投資テクノロジー」の部の第8章 現代ポートフォーリオ理論、第9章 ベーター、CAPMの説明が難しくて流し読みした箇所だったので、今回、再度チャレンジしたが説明自体は理解出来ず。 今回の第10章で追加されたの「行動ファイナンス」の方が、株以外の日常生活で応用出来そうな理論で面白かった。 

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

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