グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ


グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ ライブを録音、その場で販売「お持ち帰りCD」 ファン心理をつき好評、瞬時完売も

Yahooニュースのこの記事を読んだら、糸井重里氏が紹介して、ビジネス書としては割と売れたと思う「グレイトフル・デッドマーケティングを学ぶ」を思い出しました。

この本の内容でグレイトフル・デッドがライブの後に、そのライブの録音を販売していた事をそのまま真似している内容ですが。

ライブを見に行くファンの立場からは海賊版とか不正な録音では無く、正式な録音として、恐らく録音状態もその会場ではベストに近い状態と思いますので、メリットがあり、販売する立場としてもライブの直後のファンの人の財布のひもが緩んでいる時で、マーケティング(販売)の効率の良いタイミングですね。

ライブの雰囲気では無く、録音、演奏に神経質なミュージシャンには向かない手法かも。

グレイトフル・デッドマーケティングを学ぶ」を読んだ時に思ったのですが、CDが売れない、ネットでの音楽の販売と言った既存のビジネスモデルで、音楽ビジネスを考えるのでは無く、別の視点、観客、ファンは何を求めているかを考えれば、色々なマネタイズの手法が考えられそうですね。