Apple Music
Apple MusicはWalkmanが音楽の聴き方を変えた様にリスナーの行動を変えると思う。
高校生のこずかいでは月に一枚のLPを買うのがやっとで、レコード屋で試聴させてもらったり、店員に勧められたLPを聴いたりして購入した頃から、 大学生になって、アルバイトで金銭的に余裕が出来て、アルバイト代が入った時にまとめ買いが出来る様になった時期。
アパートの部屋で聞くスタイルから、Walkmanで街の中を歩きながら、電車の中で聴くスタイル。
音楽の好みが自分自身の表現、音楽が好きな事が友人との共通項であったり、人より新しい音楽を知っている事が自慢だったりした時期。
僕の場合、高校生時代は一昔前の60年代末のロック音楽のLPを買い集めていて、 友人たちと購入したLPを貸し借りして聴いていた。
貸しレコード屋も80年代の始りにはあったのだけど、ミュジック・マガジンとかで紹介されているレコードは普通の貸しレコード屋には無かった。
まあ、こういったマニアックなレコードを聴く事が一般的かと言うと、一般的な 音楽のリスナーとは違うのだろうけど、 今でも、CDを買うときは新宿のタワー・ レコードか、代官山のTSUTAYAまで行っているし。
知識先行型で音楽を聴いてきた人にとって、Apple Musicは神様。
昔の専門的な音楽雑誌を取り出してきて、Apple Musicで検索して聴いている。