読書

必ず結果が出るブログ運営テクニック100

コグレマサトさんのブログ「ネタフル」はGoogleのReaderに入れていたので、この本が発刊される事もブログの記事で知っていて楽しみにしていたのだけど、良くあるブログの初心者向けの本とか企業向けのSEO対策の本だったら、僕には必要が無く買うつもりも無い…

孤独のグルメ

最近、友人との会話でこの漫画の話題になって、テレビの深夜枠でドラマ化された言っていた記憶がある。 ドラマ化の影響か、新宿のブック・ファーストの新書、話題書の棚で週末に見つけたので、今回は購入した。 この文庫本は何年か前に、僕の住んでいる駅の…

遠藤武文 プリズン・トリック

第55回江戸川乱歩賞受賞作 最近、ミステリーを読んでいなかったけど、やっと文庫化されたので天気の悪かった先週末に一機に読了。 刑務所内での殺人事件を題材にしていて密室物と思っていたが、途中よりの展開が面白かった。章によって別の登場人物の一人称…

ヘミングウェイ 移動祝祭日

ヘミングウェイの作品は高校生の時の読書感想文の題材として「武器よさらば」を苦労して読んだ事と、夏休みに旅行した時に「海流のなかの島々」を持っていったのだけど、結局、読まなかったので、どちらかと言うと苦手な作家だった。この「移動祝祭日」も昨…

佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術図書館の図書分類法では、先日のブログに書いた「情報は一冊のノートにまとめなさい」と同じく、この本も図書館の書棚の一番端の「総記」の書棚に置かれてあって、僕は最近になって「総記」のコーナーにライフ・ハック関連の本が有る事…

情報は一冊のノートにまとめなさい

図書館にて借りる。 この本も購入してまで読む本じゃないよなぁと思いながら、図書館にあったので借りて、2−3時間で読み終える。 情報を時系列に記録して、後で検索出来る様に内容をPCとかでタグ付け。 今のEvernoteのコンセプトと同じ。情報は1冊のノー…

マイケル・ルイス ブーメラン

マイケル・ルイス ブーメラン グレゴリー・ザッカーマンの「史上最高のボロ儲け」を読んで、サブプライム問題で大儲けした人の人物像が面白かったので、マイケル・ルイスの「世界の空売り」も読もうと思い、先週末に本屋へ足を運んだが、「世界の空売り」の…

グレゴリー・ザッカーマン 史上最大のボロ儲け

2004年から2005年頃の話なのだけど、僕も日本でマンションの購入を考えていた頃に、米国に月一回の頻度で出張していて、その時の米国側のメンバーの人が僕より少し年上なのだけど、日本人でグリーン・カードを取得して20年以上住んでいる人で、彼も家の買換…

山田修 タフ・ネゴシエーターの人を見抜く技術

公営図書館の経営学の棚には一昔前の本が並んでいて最新の本は無いので、あまり借りる事は無いのだけど、先日、橘玲氏の本を見つけたので、経営学の棚で面白そうな本を探していた。 この本もタイトルが気になったので棚から出して、目次を見たところ「オラン…

橘玲 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方

橘玲氏の著書は同じ様なタイトルの本が多いが、幻冬舎より発売されているこの本が最初にベストセラーになっている事を知り、本のタイトル名をiPhoneのメモに入れていた。 新刊では購入する気は無く、BOOKOFFに行った時に探そうと思っていたが、図書館にあっ…

橘玲 大震災の後で人生について語るということ

橘玲のこの本を前回の「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」の前に購入した。この本が出版されている事を知っていたが、内容は今までの本の内容と同じだろうと思っていた事と、正直言って大震災については、僕自身が東京で受けた感覚とマスコミでの…

橘玲 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

僕も海外で住んでいて非居住者だった時期があるので、非居住者に対する税金の話について書かれた本とか、取引でマネーロンダリングの話を聞いたりしていていたので、これらの問題について書かれていた橘玲の著書を読んでいた。この本もそういった海外投資、…

佐々木融 弱い日本の強い円

昨年の3.11の震災の後、円安になると思いドルをFXで購入したが、結局、円高になり、年末に二回目の為替介入が入った時に損切をした。 その為、昨年は為替相場の記事をよく読んでいたのだけど、記事の内容は良く分からず、結局、為替相場、FXはギャンブル…

麻耶雄嵩 翼ある闇

先週か先々週に本屋の文庫本の新刊で麻耶雄嵩の作品を見て、作者の名前に記憶があり、新作では無くてデビュー作から読もうと思って購入した本。読み始めてサービス過剰だなと思ったけど、最後まで読んだら面白かった。 二作目以降の方が肩の力が抜けて面白い…

山上たつひこ 火床より出でて

本屋の文庫本の新刊コーナーで見つけた。 山上たつひこは漫画「がきデカ」の作者だよなあと思い手に取り、裏表紙のあらすじを読むと、面白そうなので購入。 私立探偵が主人公の正統派ハードボイルドの小説。ちょっと犯罪被害者家族と加害者家族の説明がクド…

殊能将之 鏡の中は日曜日

『叙述トリック』は著者が読者を騙す事を目的とした作品で、その『騙される』事に快感を感じる読者であれば、一作目の『ハサミ男』と同じく面白い小説。だけど、読後感としてなんとなくモヤモヤした感があって、それは読み終わってもストーリが最終的にすっ…

殊能将之  ハサミ男  

書名は知っていても、怪談、スリラー、スプラッタの小説は好きでは無いので、この本についても、今まで読んでいなかった本。図書館で何冊が作品が並んでいて、二作目以降が面白そうな内容だったが、どうせ読むのだったら最初の作品より読もうと思って借りて…

ちきりん 自分のアタマで考えよう

Chikirinの日記を読んでいるので、本屋でこの本を見つけて立読みした。本屋では自己啓発、ビジネス書の新刊コーナーにありました。 序章の『プロ野球の将来性』を読んで、『この本は購入』と決めて、直ぐにレジに持っていきました。 メモ:序章のキーワード…

篠田真由美 美貌の帳

篠田真由美 美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿 著者の文体に慣れてきたせいか、文章が洗練されてきたせいか、読むのがだんだん楽になってきた。 ストーリの展開が面白くで一揆に読んだけど、トリック、プロットよりも愛憎が主となっているので、本格派ミス…

トマス・ピンチョン ヴァインランド

近くのターミナル駅に大きな本屋が出来たので、休日に都心まで行かなくても本屋で本を眺めながら時間を過ごす事が出来る様になった。海外文学だけでも、その本屋の30メートルぐらいの棚一列分を占めており、米国文学もその3分の1くらいをしめていて、知ら…

小林紀晴 父の感触

先週末、下北沢の古書ビビビで100円で購入した本。 小林紀晴氏の作品は、シンガポールに住んでいた時に、東南アジア本を読んでいて『ASIAN JAPANESE』を見つけ、センチメンタルな文章とナイーブな写真の感性が好きで何冊か読んだ。 今回、久しぶりに著者…

アントニオ・タブッキ インド夜想曲

インドの旅行記を書いていて、本棚で見つけて読み直した本。 買ったころはイタリア語を勉強していて、現代イタリア文学の代表作と言われて購入。今回、読み直して気がついたのだけど、訳者が須賀敦子だった。インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)作…

島田荘司 写楽 閉じた国の幻

この小説の最初の部分が、六本木ヒルズの回転ドアの事件を題材にした書き出しだったので、告発物と思って、期待をせずに読み始めたのだけど、なぜか話が「写楽は誰か」と言う話になり、「写楽の正体は平賀源内では無いか」と言うストーリになり、最後の結末…

島田荘司 リベルタスの寓話

うーん。医学的な知識が無いと解けないミステリーって、本格派では無いと思う。リベルタスの寓話 (講談社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/08/12メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る

島田荘司 御手洗潔のメロディ

短編集。 IgE、SIVAD SELIMが昔の作風の御手洗潔と石岡のかけあいコンビで面白かった。御手洗潔のメロディ (講談社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/01/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (18件) を見る

今邑彩 繭の密室

結局、四作目まで読んでしまった。 この作品も一番意外な人が犯人だったが、最初に発生した密室殺人もどきの謎解きが、前作と同じで、前作から読んでいる人はこの謎解きは誰でも分かると思う。 過保護と少年犯罪の関連と言う社会派的な事も表現したかったと…

今邑彩 「死霊」殺人事件 

三作目。 殺人事件の現場で殺されて床下に埋められた被害者が、犯人を思われる人物を殺して、最後は布団に寝ていると言う怪奇的な状況が何故作られたかの謎解きが、論理的に謎解きがされるのでは無く、その状況を作り出した人の自白によって解決され、そこに…

今邑彩 「裏窓」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志

中公文庫版のあとがきで、「二作目では、どえらい苦労をしました」と書かれているけど、本当に苦労をしたと思う作品。うーん。メイントリックだけで終わらせて、そのメイントリックを解く役を貴島警部に解かせた方が作品としてすっきりしたと思う。西山の役…

今邑彩 i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志

i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)作者: 今邑彩出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/12/18メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る

折原一 天井裏の散歩者

最近(今月?)、この幸福荘殺人日記(2)が講談社文庫の新刊で販売されていたので、(1)と一緒に購入したけど、パロディ? (2)はまだストーリーの展開が読めなかったが、(1)の展開はだれでもわかるでしょう。天井裏の散歩者 幸福荘殺人日記(1) (講談…