Miles Davis, 'Round About Midnight

Round About Midnight

レゲエでもアイランド・レコードと契約する前のウェイラーズのアルバムとか、CBSソニーと契約する前のアイランド・レコード時代のサード・ワールド、アスワドの方が良かったと言う事を良く聞くように、ジャズの世界でもコロンビアと契約する前のマイルス・デイヴィスの方が良かったと言う事を聞いていて、僕はこのアルバムより前のプレスティッジの頃のマイルスのアルバムを時代順に聴いていた。

コロンビアと契約後の、ラウンド・アバウト・ミッドナイト、マイ・ファニー・バレンタインのアルバムは、向かい合って聴いていたプレスティッジ時代とアルバムと違って、夜、何かをしながらとか、酒を飲みながら聴いている事が多かったのだけど、最近はこの頃のアルバムをiPhoneに入れて聴いている。

ウェイラーズとかマイルスに限らず、メージャーなレコード会社と契約、あるいはレコード会社を移籍した後のアルバムは、それまでのアルバムと違って残念な気がするのだけど、レコード会社も上手く当時の流行の音楽を取り入れて進歩しているのだよね。 昔からのリスナーにとっては、ちょっと残念かもしれないけど、それが進歩と言うものなんだろう。 と思いながら、今日も酒を呑み始めている。