Santana IV
サンタナの新しいアルバムが発売されたと言うのでApple Musicで聴いてみました。 Santanaの初期のメンバーで45年ぶりに録音されたそうです。 だから、Santana IIIの後のSantana IVと言うタイトル。
サンタナも昔からラジオで良く聞いていたのですが、自分でアルバムを購入した事はなく、休日なので1st AlbumのSantanaから4th Albumのキャラバンサライと、日本公演のロータスの伝説をApple Musicで聴きました。ジャケット写真が有名なのですが、デザインが似ていて今まで区別がつかなかったのですが、ネットで解説を検索しながら。
Santana 1969年 デビューアルバム。Mike Bloomfieldの代役でFillmore Westに出演した事がきっかけで(この時の録音が『フィルモアの奇蹟』と言うアルバム)、ビル・グラハムの後押しでウッドストックに出演し、その後に発表した1stアルバム。 フイルモアの奇蹟でのソロはあんまり良くなくて、YouTubeでウッドストックの演奏を聴き直してみたのだけど、やはりSantanaのデビューはウッドストックからですね。
天の守護神 Abraxas 1970年 これにフリードウッドマックのブラック・マジック・ウーマン、僕のリズムを聞いとくれ、君に捧げるサンバと、有名な曲が多く聞きやすい。 全米第1位。
Santana III 1971年に発表。 天の守護神の延長上の作品。知っている曲は無かったが、前作の曲調を継続しており、このアルバムも全米1位。
キャラバンサライ 1972年 これから曲想が変わる。ラテンぽさが消えて、宗教的と言うか、ジョン・マクラレン風と言うか、ジャズ・ロック。
ロータスの伝説 1973年7月の大阪公演の録音。1974年に発売。
僕がロックを聴き始めたのはこの頃で、音楽雑誌でサンタナの記事を良く目にしたのだけど、最初はハードロックが好きだった事と、キャラバンサライの後の作品は難しい作品が多いので今まで敢えて聴かなかった。
ジャズ・ロックの話になると、Jeff BeckのBlow by Blowの発売が1975年で、Blow by Blowはよく聴いたのだけど、このBlow by Blowに近いジャズロックはアルバムが多すぎて手が回らなかった。 Blow by Blowを僕はギターの練習として購入したアルバムなので、今になって、Blow by Blowが全米4位だったことを知り、この頃の米国でジャズロックが流行していたようですが。
この後、なぜか僕も45回転のシングル レコードを持っている、哀愁のヨーロッパは1976年に発売された7枚目のアルバムAmigoからの日本だけでのシングルカット。