The Economy of Abundance

The Long Tailの著者であるChiris Anderson氏の理論。

The Economy of Abundance / The Economy of Scarcity

確かに、PCの世界では、Transistor(CPU)がタダ同然になり、Memoryの価格も安くなり、InternetのBandwidthも安くなっている(速度が速くなり、通信費も安くなり)。

ケース 1)
今までのCPU、Memoryが高い前提、常識でのBusiness Modelは通用せず(だから、PCハードウエアメーカー、流通会社がタダである物を作ったり、流通させて儲かるわけが無い)。

ケース 2)
ソフトウエア、ソフト(仕組み)で儲けている会社は、このTransistor、Memory、Bandwidthがタダになる事を前提として、ビジネスモデルを考える必要がある。

ケース 3)
だけど、PC以外の世界では、この理論は通用するのかな? 松下幸之助氏の家電を水の様に普及させる為、大量に生産して、販売したと同じで、松下幸之助氏の言葉がPHSを中心とした松下教の普及の謳い文句と同じように、Chris Anderson氏のこの言葉も謳い文句で終わる様な気がする。

この理論にて利益を得るのは、上記ケース 2)の場合のみ。 ケース 3)を、もう少し考えてみると、面白い