ボルゲーゼ美術館展

久しぶりに美術館へ行く。
新宿駅で京王線よりJR線へ乗換える時に、以前は良く連絡通路を利用していたのだけど、最近は一度、京王線の改札を出て、JR線の改札に入るルートを通る様になり、連絡通路に掲示してある美術展の広告を見なかったのだけど、先週、この連絡通路を通って、東京都美術館でボルゲーゼ美術館展を開催している事をしって、秋葉原で探そうとしていた昔のPCの部品も有ったので、先週末に上野まで行ってきた。
ボルゲーゼ美術館にラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」がある事は知らなかった。ボルゲーゼ公園には、何回か出張のついでに行った事があるのだけど、休みにローマに行った時は、他に回りたいところがあって、ボルゲーゼ美術館には行っていないので。
美術展の印象は、なんとなく駆け足で、イタリアの15-17世紀の絵画を見たなあと言う印象。
ラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」は見る価値あり。 一角獣が出てきているので、この絵には昔から惹かれていたし、一角獣の絵が暗喩する内容として、一角獣は処女にしかなつかないとかもあるのだけど、僕が一角獣に対してミステリアスなイメージを持っているのは、村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読んだ時のイメージが強く残っているからかも知れない。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

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