iPhoneユーザーに朗報? 「テザリング」可能に

テザリングの話

技術系のWEBでは無く日経新聞で紹介されていて、iPhoneで脱獄せずにテザリングをどうやってするのかに興味があったので記事を読んでみましたが、テザリングをする為の準備は、MAC側にソフトウェアをインストールする事と、iPhoneではSafariを立ち上げて設定する事で可能になるらしいです。

iPhoneユーザーに朗報? 「テザリング」可能に:日本経済新聞

この技術が革新的な技術なのかどうかが不明ですが、使い勝手としてテザリングの為にMACiPhoneの設定が必要である事は面倒な気がします。

そもそもiPhoneテザリングをして、PCかタブレットでネット接続しても回線速度に不満が出そうなので、あんまりメリットを感じませんでしたが。

この記事の背景がありそう

この記事を読んで、この記事がわざわざ日経新聞で書かれた事自体に背景がありそうな気がします。

このソフトウェアを開発したのは「コネクトフリー」と言うベンチャー企業と紹介されていて、会社概要を見たのですが、無料のWiFiを設置したと言っても、最後に紹介している「MARUZENジュンク堂の渋谷店」を除けば、友人の店にWiFiルーターを設置して無料で開放したとしか理解出来ないし、ユーザーの情報収集も問題のある行為である事は理解しますが、無料WiFi(他人の無線ルーター)を利用する以上、この程度のリスクは覚悟の範囲と思うのですが。

日経新聞では『総務省は「通信の秘密」を侵害したとし、コネクトフリーに行政指導を行っている。』と書かれているので、このサービスが通信事業かどうかの論議になった様子ですが。

なんとなく、日経新聞の記者がコネクトフリーに対する総務省の行政指導に憤り(ベンチャー企業へ対する行き過ぎた行政の干渉)を感じて、コネクトフリーを支援する為に、この記事を書いた様な気がしますが。