田中森一 反転

反転―闇社会の守護神と呼ばれて (幻冬舎アウトロー文庫)

先日読んだ「会社はなぜ消滅したか」で田中森一氏の名前が出ていて、文庫本で発売されていたので買った本。ここまで書いて大丈夫なのかなと心配になる本なのだけど、東京地検と大阪地検の違い。東京地検と大阪地検で本当に違う世界なのだなあ。平和相互銀行事件とか、三菱重工ＣＢ事件、国策捜査。佐藤優氏の「国家の罠」を読んだ時は、国策捜査って本当？と思ったけど、この本を読むと、国策捜査ってのはあるんだなあと思う。
バブル時期の話は、中岡信栄氏の話が中心で始まるけど、所謂、タニマチの世界とか、田中森一氏本人がバブルにはまっていく過程が書いてあって真実みが増している。
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