ダブ

今日の日経新聞菊地成孔のダブ・セクステットの記事があった。

一枚目のアルバムではバンドのメンバーが顔を合わせた事は無かった。各メンバーが別々に録音し、後で菊池がミックスした。
一作目が出た後、初めてバンドのメンバーが顔を合わせた。
この理由として、別のグループの演奏をした時に、ベースとドラムのリズムを少しずらしたら気持ち良かった。
一緒にライブで録音すれば、お互いのリズムがシンクロする(一般的な録音)。
だから、別々に録音して各楽器のリズムを少しずらす事でグルーブを出す。

第三者が音にエフェクトを与える事による一般的なダブの解釈だけでは無く、King TubbyとかLee Perryがダブを始めた時の様に、菊地成孔は実験的な音楽をしているのですね。