磯崎憲一郎 終の住処
帰省中の行き帰りの新幹線の中で読んだ本。文芸春秋の最新号で読んだ。
村上龍の批評も興味深かったが、普通のサラリーマンの孤独さ、寂しさが乾いた文体の中で伝わってきた。
この孤独さ、寂しさは、男性とか女性の性、職業、人生に関わらず人間の持つ普遍的な内容と思うのだけど、これを、こういったシチュエーションで書ききってしまう作者の文章力が上手いと思う。
- 作者: 磯崎憲一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: 単行本
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