折原一 行方不明者

文春文庫本の新刊で購入。
やっと文庫での新作の発売時期に追いついたと安堵している。 新刊本は「逃亡者」らしいので、早速、探してみよう。
折原一の小説は、二つの話が各章で平行して進んでいて、最後にその二つの話が結びついて一つになる話が多いのだけど、これは村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の手法のパクリと思う。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は1985年頃と思うし、折原一がデビューしたのは1990年代? 僕が折原一の本を読んだのは最近なのだけど、早くても1980年代の終わり頃の筈。


行方不明者 (文春文庫)

行方不明者 (文春文庫)