折原一 被告A

下北沢の古本屋で見つけた本。
ハヤカワ文庫なので、新刊本屋でも見つける事が出来なかった本なので嬉しかった。
裏表紙の紹介の誘拐&法廷ミステリーと言ってしまえば、それまでなのだけど、「被告A」のタイトルで、少年法の問題を取り上げた社会派っぽい作品かなと思っていたけど、少年法の問題はストーリ展開とは関係なく、折原氏らしいストーリ展開の作品。
文庫本の表紙も石田黙の「合掌」で、作者を知らないとミステリー小説では無く、スリラー小説と思ってしまうよな。 
ハヤカワ文庫からなので、初期の作品と思ったら、意外に新しくて2003年に単行本が出版されて、文庫本は2006年。

被告A (ハヤカワ文庫JA)

被告A (ハヤカワ文庫JA)