WIRED

WIRED (ワイアード) VOL.1 (GQ JAPAN2011年7月号増刊)

西新宿のブック ファーストの棚に雑誌「WIRED」の日本語版が並んでいるのを見つけたが、時間が無いのでそのまま電車に乗っていたら、電車の中でその「WIRED」の日本語版を読んでいる人を見た。

「WIRED」の日本語版は一度廃刊になったと記憶しているし、「WIRED」のWEB版はNTTの子会社が継続した記憶があるけど、最近は全く見ていない。人気のブックマークで「WIRED」の記事がランクに入っていないからと思うが、既に停止しているのかもしれない。

電車の中で日本語版の「WIRED」の表紙のデザインを見ていて、今のネットのサイトのデザインと全く違う事で時代を感じてしまった。 米国版の「WIRED」が創刊された頃は、多分、1995年位と思うけど、まだアングラ系のサイトが多くてデザインも黒のバックに白色、蛍光色の文字が利用されていて、今回の「WIRED」の表紙の様なデザインが多かった。 今はWEB 2.0の言葉が出回った頃より青色のグラディレーションを多様した爽やかな感じのサイトが多いと思うのだけど。

1995年頃はまだコンピュサーブのサービスの一つとしてインターネット接続があって、電話モデムでコンピュサーブに接続してメニューからインターネットを選ぶとモザイクが立ち上がってインターネットを見ていた記憶がある。 当時のサイトの多くは大学のUNIXを利用出来る学生が個人サイトを開設していて、趣味的なサイトが殆どだったのだけど、一番多い趣味がハック系のアングラ・サイトだった。

当時、僕はドイツに住んでいたのでニフティは使用出来ず、ニフティのアカウントを利用してコンピュサーブを利用していたのだけど、コンピュサーブのインターネット接続のデフォルトのブラウザーのモザイクでは日本語が表示されないので、色々調べた結果、ネット・スケープを利用する方法を教えてもらって、日本語のサイトを読む事が出来た時は感動した事を憶えている。