Book
最近、文庫で再販されたので読み直す。単行本で販売されたときに読んだ感想は、 地の底から悪霊の出現 主人公と登場人物のパターン が相変わらず。 いつもの村上春樹の小説の雰囲気を楽しむ事はできたものの、小説のテーマがわかりずらく、一回読んで終わり…
最近、ブームになっているトマ・ピケティの本のメモ。 日本ではアベノミクスに対する反論として使われている気がするが、日本のみでなく海外でもベストセラーになっているのは、アベノミクスと同じ政策が海外でも主流なため? トマ・ピケティ 21世紀の資本 …
IT Proに掲載されたGoogle Niantic Labsのジョン・ハンケ副社長のインタビュー記事で、Niantic LabsはIngressのゲームの次に、Ingressのシステムをプラットフォームに使った「ENDGAME ANCIENT TRUTH」を開発中で、これは昨年10月に発売されたサバイバルSF小…
ポール・オースターの初期の三部作の三作目。 幼少の頃から学生時代までの親友ファンショーが失踪して、その妻より友人が書きためた原稿を見て欲しいと依頼を受け、その原稿を発表して成功をおさめ、その友人の伝記を書くために親友の母親との再会、学生以降…
ポール・オースターの処女作を再読。 柴田元幸訳の本が出版されているらしいのだけど、僕は1990年に購入した角川書店の山本楡美子・郷原宏訳の本を本棚から探して読んだ。 あれと思って、持っている初期のニューヨーク三部作の後書きを調べてみると、このシ…
リヴァイアサンと同じくポール・オースターの世界が見事に描いた小説。彼の最高傑作との評価はその通り。 リヴァイアサンを読みきれなかった事と、トゥルー・ストーリー、ナショナル・ストーリー・プロジェクトの内容に興味を持てず、ポール・オースターから…
何年か前に購入したが途中から読み進められなかった本。風邪を引いて家に閉じこもっていて、本棚を整理していた時に見つけ、あらすじを読んで面白そうなのでもう一回挑戦。 前回、読み進められなかった理由は、第1章の雰囲気に入り込めなかったからであるこ…
家の近所に古本屋、古本屋と言うよりカフェで古本も置いています。と言った感じの店が出来て、購入した本。 時代小説家の池波正太郎の名前は知っていたが、僕は時代小説を読まないので、池波正太郎の小説は買った事が無い。 白黒の時代を感じる表紙の写真と…
電車の中の中吊り広告で文藝春秋の最新号に村上春樹の短編が掲載されている事を知り、図書館で読みました。 購入しても良かったのですが、文藝春秋の他の記事を見て、購入する気にならず、短編であれば30分くらいで読めるかなと思って。 早稲田大学2年生…
近所のブックオフで見つけた本。 最近の村上春樹本かなと思ったが、文學界の発行だったので発行日を見ていると、1991年の文學界四月号の増刊だったので購入。「ノルウェイの森」の直後であるが、1980年代の初期のカルト的な人気のあった村上春樹の作品が中心…
村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の中で、主人公の友人の父親の学生時代のエピソードの中で登場する曲。 セロニアス・ヒムセルフ+1posted with カエレバセロニアス・モンク ユニバーサル ミュージック クラシック 2007-09-19
日曜日の午後に新宿の紀伊国屋書店で購入して、帰りの京王線の電車の中で冒頭の一文、「大学二年生の七月から、翌年の一月にかけて。多崎つくるはほとんど死ぬことだけを考えて生きてきた」を読んで意外な気がして本を閉じてしまった。 僕は過去の作品から、…
東直己 探偵はバーにいる 東直己 探偵はバーにいる - Kaz-Suzukiのブログ 東直己 探偵はバーにいる - Kaz-Suzukiのブログ 米澤穂信 追想五断章 米澤穂信 追想五断章 - Kaz-Suzukiのブログ
荻窪の古本屋「ささま書店」で400円で購入。ひさしぶりに荻窪の街へ行ったが、昔に比べて学生が少なくなって、下町の様に年齢層が高くなった気がする。 著者は1960年年代末の平凡パンチの三島由紀夫の担当者。この本も昔に出版されたのかなと思ったが2007年…
今年の夏に東直己の「探偵はバーにいる」を読んでから、一連の「ススキノ探偵シリーズ」を読み終えて、本の末尾の広告から原尞の小説も読み終えて、チャンドラーの「ロング・グットバイ」の村上春樹訳もハヤカワ・ミステリー文庫で出版されている事に気が付…
今年の夏は東直己氏のススキノ探偵シリーズの「駆けてきた少女」まで一揆に読んでしまいました。 そこでハヤカワ文庫ミステリーの文末の広告にあった原尞氏の「そして夜は甦る」と、「私が殺した少女」を週末に購入しました。 まるでレイモンド・チャンドラ…
昨日、8月25日の日経新聞夕刊の文学周遊では、村上春樹の初期三部作の最後の「羊をめぐる冒険」の舞台となった北海道士別市と、さらに北の美深町仁字布が紹介されていました。 「羊博士」のモデルとなったのは旧北海道立滝川畜産試験場でめん羊科長を務めて…
アップル時価総額が米史上最高に http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M92H5B6K50XU01.html アップル株の終値は前週末比2.6%高の665.15ドル。時価総額は6235億ドル(約49兆5500億円)となった。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスのデータによると、こ…
ティナ・シーリグ 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講座 最近、書店の棚で新刊の「未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II」を立ち読みして面白かったので、先にベストセラーになったこの「20歳…
夏休みに入ってマガジンラックの代わりにしている机の片隅で、JALが発行しているAGORAを読まずに溜まっているのを整理しようと思い、整理していたら4月号でボストンの記事があったの。 以前にも、村上春樹がこのAGORAでシアトルの紹介記事を書いていたので、…
ダークナイト ライジング 新作映画を封切当日に観に行こうと思ったのは久しぶりでした。 話題作なので週末は激混みと思っていたのですが、当日の土曜日の朝にインターネットで映画館のWEBにアクセスして予約した時も殆ど空席でした。 実際に夕方に映画館に行…
第一作目の「探偵はバーにいる」が面白かったので、今週末は第二作目の「バーにかかってきた電話」を読了。 この第二作目を映画化したが、映画の名前は一作目のタイトルの「探偵はバーにいる」にしたそうです。 僕は映画は見ていないのですが、映画にするの…
文庫本の平積みコーナーに「バーにかかってきた電話」が映画化されたと言う帯で並んでいて、軽い内容のミステリーと思っていたのですが、よく見てみたらハヤカワ文庫なので手にとってみました。 表紙裏の作者の東直己氏の紹介で「北海道大学文学部哲学科中退…
「追想五断章」が面白かったので、この「追想五断章」に似た米澤穂信の作品として紹介されていた「儚い羊たちの祝宴」を読みました。 ミステリーとは少し違いますが「奇妙な味」の短編集で面白く読めました。 奇妙な味 本格的ミステリーのカテゴリーとは全く…
村上春樹全作品1979~1989、村上春樹全作品1990~2000のタイトルで全集が講談社より発売されていた時期に僕はドイツ、シンガポールに住んでいたので、全集が監修された事は知っていたけど、村上春樹の本は単行本で出版された時に購入していたので、これらの…
ライブを録音、その場で販売「お持ち帰りCD」 ファン心理をつき好評、瞬時完売も Yahooニュースのこの記事を読んだら、糸井重里氏が紹介して、ビジネス書としては割と売れたと思う「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」を思い出しました。 この本…
僕は米澤穂信氏と西澤保彦氏を混同していて、その理由は名前が似ているだけでなく、作品によって僕のミステリーの好みから大きく外れて、途中で本を投げ出した事があるからです。 この時代の推理作家の場合、一時期、若い読者を対象としたヤング・アダルト物…
僕としては、懐かしい感情を思いおこさせてくれるくれる本でした。 ソビエト連邦 レストランではリプトンのティー・バックでお茶がサービスされる話とか、ショップでは店員が現金を触らしてもらえる事が出来ず、ショーケースでお土産にする商品を選ぶと、店…
ウディ・アレンの新作のMidnight In Parisを観てきました。 今年の2月に代官山のTSUTAYAで見つけたヘミングウェイの「移動祝祭日」を読んだので、この映画の公開は僕にとって良いタイミングだった。 映画の米国での公開に合わせて、代官山のTSUTAYAの平棚に…
最近、友人との会話でこの漫画の話題になって、テレビの深夜枠でドラマ化された言っていた記憶がある。 そのドラマ化の影響か、新宿のブック・ファーストの新書、話題書の棚で週末に見つけたので、今回は、直ぐに購入した。 今回は、と書いたのは、この文庫…