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沢木耕太郎 246

風邪がなかなか良くならない。 週末は家で大人しくしていようと思い。会社帰りに本屋に寄った。普段だと文庫本でも帯とか解説を読んで買うのだけど、今回は手にとってそのままレジに向かって購入。

ベッドに入って読み始める。沢木耕太郎深夜特急を発売する直前の日記だった。ここで解説を読み始めて1986年の日記であることが分かる。またSWITCHに連載されていた事を知り、そう言えば当時なぜか沢木耕太郎がSWITCHで日記を連載し始めたのかなと思った事を思い出した。

本がファッション、流行の一部になったのは、1980年代に入ってからの話。その前の1970年代までは本とか読書って、ファッショナブルでは無い暗い趣味だった。1980年代に入って本がファッションの一部になったのは、女性、女性誌の影響が強いと思うのだけど。 個人的な経験に基ずく偏見かも知れないけど、1970年代は本を読んでいる女性は化粧っ気の無い地味な女性が殆どだったのだけど、1980年代に入ってからファッショナブルな女性が本を読み始めたと思う。コピーライターとか、広告のコピー、西武系のファッショナブルな本屋が出現したりしていた時期だった。

その中で、SWITCHはファッション雑誌の様なデザインで出版されていた本の雑誌の先駆けだった。

深夜特急が発売される前の沢木耕太郎の名前は、読書好きの間ではニュー・ジャーナリズムの旗手として知られていたけど、人気作家では無いので、一般の知名度は高く無い作家と思っていた。

なので深夜特急が発売された当初、デザイナーとか夜遊びの好きな友人達の間でも流行った事が意外だったのだけど。