Delaney & Bonnie

クラプトンが米国のバンドDelaney & Bonnieに参加したライブアルバム(1969年録音、1970年発表)。ブラインド・フェイスが米国ツァーをした時の前座のバンドがDelaney & Bonnieで、この時に意気投合してクラプトンはDelaney & Bonnieに参加。

Delany & Bonnieは、Stax Labelが契約した最初の白人ミュージシャン。

ネットでクリーム解散後のクラプトンの記事を読んでいると、クリームのネームバリューは僕が感じていたより高そうです。クリームの全盛期を知らず、時代を遡ってクリームを聞いていたのでブルースロックと言う一般的にはマイナーなジャンルの音楽のイメージで捉えていたのですが。

そういえば90年代になってクラプトンの作品が映画、TVに使われて、洋楽(今はこんな言い方をしないか)に興味なかった人までクラプトンを知るようになっていたことも驚きでしたが。

on tour

Blind Faith

Freddie Kingがガンガンにブルースを演奏していた時期(1970年台前半)の、クリーム解散後のクラプトンを聴いてみようと思い、AppluMusicでBlind Faithを探して聞いていました(1969年に発表)。このアルバムも名前とジャケットは知っていたものの、アルバムとして聴いたことの無い作品。

私はBlind Faithは、クラプトンが米国に渡ってから結成されたバンドとすっかり勘違いしていたことを初めて知りました(汗)。勘違いしていた理由はEC Was Hereに収録されていたPresence of the Road、Can't find my way homeの曲想からブルース一辺倒を離れ、Blind Faithは既にサザンロックの時代の作品と思っていたからです。

僕はスティーブ・ウインウッドが米国のミュージシャンと思い込んでいたのですが、彼の参加でクリームの時より曲想に変化があったのでしょう。更に、イギリス、カナダ、アメリカで一位、プラチナアルバムと売れたアルバムだったのですね。最後の曲は15分の長さですが。

クリームの頃の曲は60年代のサイケデリック時代を感じさせてしまうのだけど、このアルバムの曲は今でも新鮮に聴こえる。

blindface

Leon Russel

Freddie Kingが70年代に作品を残したShelter Recordsの創始者のLeon RusselをApple Musicで聞いてみた。

Leon Russelの初期の2枚のジャケット写真は、僕が中学生時代に音楽雑誌の広告とかレコード評で見ていて、ラジオで聴いた記憶もあるのだけど、反抗期の少年にはつまらなさすぎた。

今、聞きなおしてみると80年代に流行したAORの先駆けの音楽としてカテゴライズ出来ると思った。 シンガーソングライターに当時の一流のミュージシャンが参加した作品と言ってしまうと、それまでなのだけど、最終的に音楽を創る一つの方法として、この方法は正解と思う。 もちろん、バンドと言う共同体の中で切磋琢磨、相互反応で生まれる音楽もあるし。

クラプトンも、70年代以降ののスタジオ盤はギタリストというよりシンガーソング・ライターとして作成したアルバムになっているし。

leon

shelter people

Freddie King, The Blues Live!

Apple Musicで見つけたFreddie Kingのライブ盤。 一曲目のHave you ever loved a womanが最高に良い。 Googleで、このライブ盤を検索してみたが、1972年、73年のライブか、74年、75年のライブらしい。 クラプトンのレイラに収録されているHave you ever loved a womanを聴いた後に、Freddie Kingの最初のLP 1961年のFreddie King Singsに収録されているHave you ever loved a womanを聴いて、元歌はこんな感じかと思ったのですが、Freddie Kingは1970年代には、ここんな感じにたっぷりと思い入れた演奏をしていたんですね。 クラプトンのレイラに収録されたHave you ever loved a womanは、Freddie Kingのこの時代のライブを参考にしていることが分かりました。

blues live

Freddie King, Live at the Filmore, 1970

Apple MusicにはFreddie KingのRSO時代の作品は入っていなかったので、Apple Musicで聴けるLive盤を探してみました。このライブ盤が一番初期の録音の様です。

このアルバムをGoggleで検索しても情報は無し。iTuneのみでなく、Amazon Musicでも聴ける事が分かりましたが。

Fillmore EastFillmore Westでの1970年のライブと思うのですが、他のFillmore Eastの録音盤は、Live at Fillmore Eastで、theは付いていないし、Fillmoreのスペルになっていて、このアルバムタイトルのFilmoreとはスペルが違うしなぁ。Freddie King - Fillmore West, San Francisco, 3 September 1970 と言う海賊版がヒットするので、この海賊版の正規盤?の様です。

後、10曲目の曲のタイトルはHideawayでは無く、Stumbleです。

filmore

Freddie King, Getting Ready

Freddie Kingのシェルター時期はベスト盤のThe Best Of Freddie Kingを持っていたのですが、Apple Musicに入っているのでオリジナルの3作をダウンロード。 聴き直してみると、完全にロックの音で、それもブルース・ロックの音では無く、アメリカのスワンプ系の音。レオン・ラッセルのレーベルでの録音なので当然なのだけど。 1971年の作品なので既にブルース・ロックが流行していた時期は過ぎて、スワンプ・ロック、サザン・ロックのアメリカのロックが流行り始めた時期だし。

getting

texas

woman