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イノベーションを「技術革新」と訳したのは、「もはや戦後ではない」という言葉で有名な’56年の「経済白書」だといわれるが、これは誤訳である。英語のinnovationは「新しいものを導入する」(ウェブスター)という意味で、技術という意味は含まれていない。シュンペーターの定義では、それは新市場の開拓や組織改革などを含む業務全体の革新である。
というのも納得感があります。確かに日本って、「技術(単体)」に、ありがたみを感じすぎるきらいがあるというのも同感です。(「Googleがなんかすごいらしい」となると、「検索技術でGoogleに追いつけ!」みたいな。ちゃうやろ、と。)
Isologueで読んだのだけど、最初のセンテンスは池田信夫さんのAsciiへ特別寄稿「ITゼネコン構造がイノベーションを阻む」らしい。