10,000SAMBA ジルベルト・ジル

会社のブラジル音楽好きな後輩より、ジルベルト・ジルの無料コンサートがあると聞いて、横浜の赤レンガ倉庫へ行く、10,000SAMBAと言うのが無料コンサートの名前で日伯移民100周年を記念したコンサート。ジルベルト・ジル以外の出演者はTHE BOOMGANGA ZUMBAと両方とも宮沢和史のバンド。
ジルベルト・ジルのライブを見るのは初めてだったのだけど、昔のトロピカリズモの頃の音楽をそのまま引きずっているのですね。年をとって、もう少し枯れているのかなと思ったのだけど、まだ前衛的、若い人とか本当に前衛的な音楽が好きな人は違うと言うのかもしれないけど、僕にとっては適度な前衛的な音で、調度、心地よい。ライブ・アクトも若いし、ローリング・ストーンズに匹敵するのでは。ボブ・マーリーのKayaを選曲するところも、わかってるねと言う感じ。
僕はTHE BOOMと言うバンドは知らなくて、調度、その頃、日本に住んでいなかったからだと思うし、基本的に日本のバンドは聞かないので、日本に住んでいても聞いていなかっただろう。宮沢和史がブラジルとかアルゼンチンで人気を集めていた話だけは知っていたのだけど。
海外移住資料館で、日伯移民100周年をやっていたけど、こちらは結局行かず。昔、サン・パウロに仕事で行っていたとき、サン・パウロの移民記念館を見学した事があって、この時も、記念館の創立に貢献した日本人の方の紹介で行ったので、ブラジル移民の最初の頃の話を丁寧に教えてくれて、興味深かったのだけど、このコンサートの後では何となく。