南アフリカ サンシティ ロストシティ

ワールドカップを開催している為、週末に南アフリカを特集している番組があった。

ヨハネスブルグには何回か出張で行ったのだけど、街よりはかなり離れた飛行場の近くのホテルに泊まり、郊外のビジネス・パークにある得意先へ行って、食事も郊外のモールの中のレストランだったので、米国の出張と同じ様なスタイルだったし、車での移動中はスラムの様な建物は見えなかった。

週末にかけての取引先が台湾出身の華僑の人で、ヨハネスブルグのチャイナタウンで食事をしながら話をしていたのだけど、元々、南アは早い時期より、台湾を正式な国家として認めていた世界中で数少ない国の為、台湾出身の華僑が多くて、食事も台湾料理の店が多いそうだ。その後、南アフリカ政府も中国を正式な国家として認めたので、その時に食事をしていた人は、元々、台湾政府より政府よりの派遣としてヨハネスブルグに住んでいたのだけど、それから民間人として住んでいる話をしていた。

週末に、サン・シティと言う南アフリカの北にあるリゾートまでドライブに行った。確かヨハネスブルグより200kmくらいあったと思う。 ここのロスト・シティと言うホテルがあって、ここに泊まった。 このサン・シティと言うのは、ゴルフ場もある一大リゾート エリア。

サン・シティについて、帰国後に知った事は、このサン・シティで有名ミュージシャンのコンサートも開催されていたのだけど、このリゾートが南アフリカのアパルトヘイトの象徴であるとして録音された曲が、同じ題名のサン・シティ。この曲と、その曲が作曲された経緯については、当時の音楽雑誌等を読んだ記憶があったのだけど、サン・シティに行った時は、その事が全然頭に浮かばなかった。 一緒に行ったのが、得意先の台湾人と彼の中国人の愛人と、日本人の僕であった事がせめての罪滅ぼし。

その後、昔のブルータスを整理している時にも、秘境の旅か、ホテルの特集で、サン・シティの紹介記事を見つけたし、六本木ヒルズに行った時もロスト・シティのホテルのデザインに似ている事に気が付いてしまった。