リビングルームにPCは

任天堂のWill、ソニーのグーグル TVの戦略を見ていると、根本的な考え方は茶の間、リビング・ルームに、PCのコンテンツを普及させようとする方向性が見えてくる。

本当に、この方向性は正しいのだろうか。

家庭においてもパーソナル化が進んでいるのではないだろうか?

子供が小学校低学年を過ぎると、家庭においてもパーソナル化が進んでいると判断されるので、「小学校低学年までの子供のいる家庭」とターゲットとなるマーケットを限定すれば、茶の間、リビング・ルームにPCのコンテンツを普及させようとする任天堂、ソニーの戦略は当っていると思えるが、このマーケットの規模は限定されており、過去、任天堂のWilが開拓し、流行したゲームを考えると、このマーケットは、既にWilで飽和状態になっているのでは?

小学生高学年以上の子供を持った家庭の方がマーケット規模は大きい。 このマーケットへどの様にアプローチするか? このマーケットは既にPC、携帯電話、スマートフォンを利用していると考えられるので、茶の間、リビング・ルームにインターネットのコンテンツを持ち込む製品戦略は成功するのかな?