日経等のネットではFacebookを利用したマーケテングの記事が多く、渋谷の本屋では、Facebookの説明書が何冊も出版され並んでいる事に驚いてしまった。 本を立ち読みしても、消費者(個人)としてFacebookを紹介しているより、マーケテングの手法として企業のマーケテング担当者、企画者向けに紹介している本が大部分。ここがTwitterの紹介本とは大きく異なっている。
本を何冊か立ち読みしてみて、どれも同じ内容で、企業のマーケッタ担当者、企画者への紹介内容としてのパターンが、
問いかけ:今までのWEBとFacebookが、どう違うのか?
回答:
① 今までのWEBとは違い、消費者と双方向である事。
② その為の機能として、Friend登録、「Like」ボタン等。
③ 米国で大流行している。
④ 米国の大企業がFacebookを利用したマーケテングで成功している。
消費財のマーケテング手法として、新しい物に飛びつくのは分かるけど、マーケテング優先での記事を読むと、Second Lifeの二の舞になると思う。
③のFacebookが米国で大流行している事は事実としても(映画化)、④については、裏付けとなるデーターが少ない(マーケテングの一手法としてFacebookを取り入れているとしても、それが有効的に機能しているのかどうか)。
日本でのMixiが流行した様に、なぜ消費者(個人)がSNSをしているかを確認して、Facebookが本当に日本の消費者の嗜好に合っているのかどうかを確認しないと、日本ではSecond Lifeの二の舞かな?
僕としては、個人としてFacebookを利用しているので、個人としての楽しみ方を紹介してある本を探していたのだけど。