FXを始めてみた その3

東日本大震災後の為替変動も落ち着いたと思って、4月7日にFXで10万円の保証金を入れて、1$=85.30円のレートで一万ドルを購入。その後の為替は反対に動いて、今は82円台。 約3万円のロスが発生。短期的には為替は上下するとは思っていたけど、中期的には円安になると思っていたし、今でも思っているが、なんとなく落ち着かない。

始めてから、FXについて色々記事を読んでみるが、短期的な取引...それも、一日の間にドルが安いタイミングで購入して、その日の内に数十セント高くなった時点で販売して収益を上げる方法が主流の記事...が多いので、FXって、一億皆、為替トレーダーの世界なのだなあと驚いている。昔、バブルの頃は為替トレーダーは、高給取りのイメージがあって、憧れの職業の一つであった記憶があるけど、今では、FXで誰でも参入できるのですね。 これも規制緩和(?)で参入障壁が低くなったビジネス?自分の金で取引をするのか、人の金で取引をするかの違いはあるけど、人の金で取引する場合でも勝ち続けないといけないでしょ。

僕も10万円あった保証金が7万円になり、始める時に一通り読んだが良く理解出来なかった説明を、ネットで単語を調べながら精読している。保証金が50%の時点でマージン・コールが入り、30%の時点で強制ロスカットになるので、嘆息をついている。

今日も、為替の記事を読んでいて、為替市場では年間600兆ドルが取引されているが、実際の輸出入の決済に必要な金額は50兆ドル以下である記事を読んで、為替市場が二国間の通貨のファンダメンタルでは無く、短期的な相場の勝負であることを実感
している。今でも夏ぐらいには円安になると信じているので、一度手仕舞いするか、このままにしておくかを思案中。