黒井勇人 ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない

2chか他のサイトか忘れたけど、一時期、評判になった投稿(?)。僕は「はてな」のブクマークで知りました。
新刊の文庫本のコーナーで見つけて、映画化される事にも驚いて、買った本。
読む前は、IT系のとんでもない労働条件とか対人関係の環境の会社で働いている主人公の告白とか愚痴が書かれた本と思っていたのだけど、本として読んでみると、まともな本。 最初の頃の対人関係の描写は、本当にブラック会社ってあるんだと思っていたけど、読み進めるにつれて、会社の周りの人も、そんなに特別な人では無くて、普通の、どこでもある会社と思ってしまう。
主人公も、色々悩みながらも成長しているし、管理者にとっては、新入社員、若い人の考え方、どういうことに悩んだり、問題を解決したり、動機付けされたりする事がわかるので、ビジネス書としても読める本。

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (新潮文庫)

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (新潮文庫)