ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー 2011年1月号 日本軍「戦略なき組織」検証失敗の本質

図書館で、HBRを読んでいた。

特集は、日本軍のリーダーとリーダーシップの話。戦争物には興味がなかったのだっど、こんな風に読むと面白い。

日本軍「戦略なき組織」検証失敗の本質

雑誌の最新刊の為、借りる事が出来ずに図書館で読み終える。
太平洋戦争について、僕は今まで、戦後教育の中で米国と戦争すると言う事自体が、政府の判断の誤りだったと理解していたので、戦争前の状況の判断(情報)、大戦中の流れを変えた戦いでの現場指揮官の判断、彼ら現場指揮官の人選等が違っていたら歴史が変わっていた事まで示唆する内容に、すこし驚きながら、戦史ものとして読み終えてしまった。だけど、日本軍の失敗を、こんな風にリーダーシップの失敗で結論つけられると、戦争で亡くなった人の家族はたまらないだろうな。 こういった考察は今まで、一種のタブーだったのかもしれない。

なぜ日本が戦争へ突入したのか? 組織、戦略、マネージメント、リーダー・シップの失敗が理由で戦争へ突入し、敗戦したと考えると、また同じ間違いが再発してしまう危険性を感じる。

しかしながらマネージメントものとしては、結果論でしか話をしている感じで、マネージメントの参考になるのかなと疑問を持ってしまった。