HBR 2009年1月号 大企業の戦略コンセプト
七つの「危ない戦略」
業界トップの優位戦略
シェイピング戦略
戦略の無力
事業売却の戦略
1983年11月のポーターのエンドゲーム戦略
七つの「危ない戦略」は、米国の会社の失敗例が掲載。
1.シナジー幻想を抱く。The Synergy Mirage
保険会社のコナム・グループとプロビデント・ライフ・アンド・アクシデント・カンパニーの買収。食品のクエーカー・オーツ(ゲータレードの会社なんだ)と、スナプル・ビバレッジの話。
2.金融工学に頼る。 Faulty Financial Enginerring
3.「方向転換をしない」と言う過ちを犯す。
4.似て非なる隣接事業に参入。
5.追求すべき技術の選択を誤る。
6. 安易な合併に走る。
7.ほぼ全てを収める。
ロール・アップ企業の2/3が株主価値を創造していない。MCIワールド・コム、タイコ・インターナショナルの不正行為。
シェイピング戦略
グーグル、フェイスブック、セールス・ドット・コムは「シェイピング戦略」で成功した。シェイピング戦略とは、60年代のコンテナ輸送、70年代のビザのクレジット・カード、80年代のマイクロソフトとインテル、80-90年の利豊集団(これの会社は知らない。アメリカ版ユニクロ?)