映画 ダークナイト ライジング
ダークナイト ライジング
新作映画を封切当日に観に行こうと思ったのは久しぶりでした。 話題作なので週末は激混みと思っていたのですが、当日の土曜日の朝にインターネットで映画館のWEBにアクセスして予約した時も殆ど空席でした。 実際に夕方に映画館に行った時も満席では無く空席が目立ちました。
僕が行った映画館が都心では無く、南大沢と言うロケーションの問題かもしれませんが、米国コロラド州オーロラでの映画館での銃乱射事件の影響で、映画封切前のプロモーションを自粛していた(?)事も影響しているのかも知れません。
前作を見ていないので、最初はストーリ的に途惑った事もあったのですが(何故、バッドマンは自宅で引きこもっていたのか? ゴッサム・シティの閉鎖的な社会)、映像で驚かせる映画なので前作を見ていなくても2時間45分全く飽きる事はありませんでした。
物理的に不可能なビルの間を飛行機(の様な車)で飛び回ったり、オートバイでの急転回(こちらはブレーキとか方向転換の時に車体を変形させているのが笑ってしまいましたけど)等、CGを多様した映像と思っていたのですが、スタジアムでの爆破映像等は本当に撮影された事を後で知って驚きました。
また肉弾戦闘シーンも迫力がありましたが、長さも飽きない程度の時間で楽しめました。
一部の富裕層(企業オーナー)と多数の貧困層、警察と富裕層の癒着等と、それらの体制に対するクーデター計画と、ちょっと社会的な味付けもしていましたが、前作からのストーリーを知っている方が楽しめると思います。
ユリイカの最新号でクリストファー・ノーランの特集しているんですね。驚き。