伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー

パソコンも無く白黒の小型TVしか無い下宿生活を高円寺で送っていた私にとって、と言っても1980年頃の話、本が娯楽だったのだけど、今回の春先からの新型コロナウイルスで、パソコンもTVも飽きて、飽きてと言うより、パソコン、TV以外の屋内の娯楽まで手を伸ばして楽しむ時間が出来たって事か、本当に久しぶりの生活を過ごしている。

この本も作家とタイトルだけは知っていたが、こんなに娯楽的にも完成された小説とは思っていなかった。