マイルス・ディヴィス フォア・アンド・モア

 マイルス・ディヴィス Four & More

Four & More

Four & More

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 Apple Musicのサブスクリプションで1960年代のマイルス・ディヴィスのライブ・アルバムが色々聴ける事に気がつき、今年になって初めて聴いたアルバム。 

マイ・ファニー・バレンタインと同じ1964年2月12日のニューヨーク リンカーン・センターでのライブで、テナー・サックスはGeorge Coleman。

今までこのアルバムを聴かなかった事を後悔しているレベルのアルバム。 一曲目のSo What、二曲目のWalkin'と非常にカッコ良い。この前後の年のライブ・アルバムと比べると、George Colemanの演奏がストレートで、スタジオ盤より早いテンポのアレンジの曲で非常に良い。

 このアルバムの知名度はマイルスのアルバムの中で低いと思うのだけど、村上春樹ポートレート・イン・ジャズのマイルス・ディヴィスで紹介しているのが、このアルバムであることに気がついて、ポートレート・イン・ジャズも読み直す。この本を読んだ時に、フォア・アンド・モアを聴いていれば、私も何かが変わったかも知れないけど、本が出版された当時は、わざわざ休日にレコード店まで行かないと、聴くことは出来なかった。