山中千尋 ジャズのある風景

昨年の文學界11月号JAZZ X 文学で対談と短編が掲載されていて山中千尋の名前を知る。 私も昨年は大昔に購入した油井正一の新潮文庫の『ベスト・レコード・コレクション ジャズ』を本棚の片隅で見つけ、この本は確か80年代に購入した本で、後書きを見ると昭和…

音楽遍歴

昨年からスティ・ホームで、ジャズを聞き直していて、聞き直してと言うより、昔、買ったディスク・ガイドを本棚から見つけたのだけど、結局、このディスク・ガイドの中で購入したり、借りたりして聴いたことがあるアルバムは、超有名な20枚くらいで、それ以…

アメリカ 幻想の70s

久しぶりに昨夜はTVを見る。NHK BSの大滝詠一の特集番組の後、そのままTVを点けていて、この番組を最後まで観てしまった。 私はサブカルチャーという言葉は、私が海外に住んでいた90年代に出来た言葉なので、この言葉に慣れておらず違和感を感じている。 こ…

菊地成孔 東京大学のアルバート・アイラー

昨年の在宅勤務の自由時間の増加で読んだ本であるが、最近の読書遍歴に影響した本なので、ブログに書いておこう。 東京大学とアルバート・アイラーのキーワードで、ニューアカデミー系の本と思っていたが、立ち読みしたらバークリーの音楽理論の本なので購入…

日記

今日は、朝5時起きで久しぶりに出勤。 帰ってきてから、 マイルス2016を読み、Kind Of BlueのSo WhatでD Dorianと、All BluesでG Mixsolidianのギターの練習。両方ともC Majorと同じ音階なのだけど、モードの雰囲気が出るようなフレーズを探す。 練習後、酒…

死刑台のエレベーター

U-NEXTで無料で視聴出来た。 この時代のフランス映画はカッコ良い。 マイルスのトランペットも、ジャズの音をしている。分析すると、ビバップのドミナントモーションから、モードへの移行時期とか、色々あるのだろうけど、単純に音がカッコ良いと思う。フレ…

マイルス クールの誕生

アルバムでは無く、2019年の映画の方。Netflixで無料で視聴できた。初期のクールの誕生までのマイルスの初期の話かなと思ったが、亡くなるまでの映画でした。 僕にとって、マイルスは1980年のThe Man With The Honeで活動再開した時に同時代で聴いたのが最初…

KIND OF BLUE

ジャズギターで、モードの練習として、SO WHATを練習。曲をかけながら、4度重ねのコードを弾いたり、ドリアン モードを弾く。 新鮮で、ハマっている。

グレッチェン・パラート、Flor

ジャズについては、過去、何回かのマイブームの時に入門盤とか名盤を購入して、数十枚のレコードとCDしか持っていなかったのだけど、5年前からのApple MusicとYouTubeのお陰で、CDを購入する手間が無く、聴くことが出来る様になり、更に昨年からのテレワーク…

植草甚一 モダン・ジャズの勉強をしよう

植草甚一のスクラップブックは学生の頃、図書館で借りて読んでいたので、今回は40年ぶりの再読になる。当時はジャズよりも、アメリカの音楽とか文化の記事に興味があったので、ジャズの話は良く分からず、読み飛ばしていた。本の最後に初出の雑誌名と日時が…

マイルス

マイ・ブームのウェイン ショーターがマイルスに参加していた1964年以降のアルバムを聴いている。 1965. E.S.P E.S.P. アーティスト:マイルス・デイビス 発売日: 2013/09/11 メディア: CD 1966. Miles Smiles マイルス・スマイルズ アーティスト:マイルス・…

アート・ブレイキー

最近、マイ・ブームのウェイン・ショーターのアート・ブレイキー時代 1960/08/14 チュニジアの夜 チュニジアの夜 アーティスト:アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ 発売日: 2018/06/20 メディア: CD 1960/09/14 ジャズ・コーナーで会いましょ…

ブルーノート・レコード ジャズを超えて

ブルーノート・レコード ジャズを超えて(字幕版) 発売日: 2020/05/13 メディア: Prime Video ロバート・グラスパーを中心とした最新のブルーノートの音楽を紹介する意図で作成した映画思えるけど、過去の歴史の話が結構多い。 ブルーノート・レコードは1950…

Elvis Costello and The Roots, Wise Up and Ghost

ブルーノートから、Elvis Costelloの作品が出ている事を知り、Apple Musicで探したらあったので、聴いている。 The Rootsは、アメリカのヒップホップ グループとの事だけど、ヒップホップの人工的な感じは無く、コステロの歌声と合っている。

チック・コリア

チック・コリア訃報。 最近、またジャズを聞き直していた時期なので残念。 高校生の頃、ハードロックからジェフ・ベックを聞いていた頃に、アル・ディメオラのエレガント・ジプシーが発売されて、そこからバンドの方のReturn To Foreverのアルバムを何枚か購…

Robert Glasper, Black Radio

Bluenote Label繋がりで、Robert GlasperのBlack Radio。 グーグルで検索していたら、Robert Glasperのインタビューで、ShorterのSpeak No Evilが最も影響を受けたアルバムとの動画もあった。 ブラック・レディオ アーティスト:ロバート・グラスパー・エクス…

ウェイン・ショーター

最近、Speak No DevilとJujuを聴いている。 Speak No Evil アーティスト:Shorter, Wayne 発売日: 1999/03/17 メディア: CD Juju アーティスト:Shorter, Wayne 発売日: 1999/04/29 メディア: CD ウェイン・ショーターはジャズを聴き始めた1980年頃のクロスオ…

自作パソコン 3日目 HDD

BIOSは立ち上がり、HDDも認識しているが、ブータブルでは無いとの表示。 勘弁してよと泣きたくなる。リカバリーUSBを作っていないし、OSも最後に買ったのはMEの頃で、それからネットでのアップデートで10までアップデートした歴史。FDDはあるけど、もうマザ…

自作パソコン 3日目 BIOS

ASUSの代理店へ問い合わせのメールを入れると同時に、ネットで色々調べてみる。 何故か、YouTubeでも今まで出て来なかった自作パソコン系のビデオがリコメンドされてくる。自作パソコン系のYouTuberと再生回数とチャンネル登録者数が多い事に驚く。今までの…

自作パソコン 2日目

秋葉原で購入したのが、 ドスパラ ASUS PRIME B460M-A 10,450円 Corsair 8GB x 2. 6,573円 ソフマップ INTEL i3 101000F. 10,000円 これで、今のPCのマザボと入れ替えて動く筈なのに。 交換しても動かない。 電源を入れてもBIOSの画面が立ち上がらず。 また…

自作パソコン 1日目

最近、Windows 10のアップデートが行われているせいか、パソコンの調子が悪く、Diablo 3の途中でリセットが多発し、最後、立ち上がらなくなる。 2013年にGT460を着けたのが僕の自作パソコンの最後のアップグレードで、その後はiPhone 3を買って、iPad、Macbo…

伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー

パソコンも無く白黒の小型TVしか無い下宿生活を高円寺で送っていた私にとって、と言っても1980年頃の話、本が娯楽だったのだけど、今回の春先からの新型コロナウイルスで、パソコンもTVも飽きて、飽きてと言うより、パソコン、TV以外の屋内の娯楽まで手を伸…

石田衣良 池袋ウエストゲートパーク

僕が1990年代末にドイツから帰国した時に話題になっていた本。 帰国した直後、友人、知人から、『今の10代の少年はナイフを持っていて過激化していて、親父狩りとかするので、繁華街で注意』と言われた時に紹介された本なので、題名は知っていても、今まで、…

スイングジャズ

大学時代は一つはクロスオーバーがあって、もう一つは中上健次、文学の流れで、訳も分からずフリージャズを聴いていた。プログレも好きだったので、フリージャズにも入れたと思う。今、考えると、当時のフリージャズはハードバップの後の新型系で、今、聴く…

村上春樹 一人称単数

村上春樹の新刊短編集。 昔の話が多いせいか、初期の短編集の感触。 結局、高校生から大学生の時代が、その後の人生のテイストを決めるんだよな。と納得しながら読んでいました。作家とか、音楽の道でプロになれる人以外は生活の糧として、仕事を覚えて金を…

カウント・ベイシー Atomic Basie

3年前からジャスギターを始めた時に、『目からウロコ』シリーズで始めて、コンピングはカウント・ベイシー楽団のフレディ・グリーンが師匠と聞いて、カウント・ベイシーを聴き始めたのだけど、最近、本屋で雑誌のステレオがベイシーと言うムックを出していた…

The First Ray Of Rising Sun

久しぶりにロックを聴きたくなって、ジミヘンを聴いている。 1969年の大晦日と1970年の元旦のフィルモア イーストの4公演の完全ライブ版が発表されて、これを聴いてから、手が伸びたのが、このThe Fist Ray Of Rising Sun。 ジミが亡くならなけば4枚目のスタ…

JAH9 ノート・トー・セルフ

今日の日経で紹介されている。

ポール・オースター 孤独の発明

ポール・オースターのデビュー作。1982年。 この後に、ニューヨーク三部作。 父親の事を書いている様で、オースター本人の事を書いていると邪推してしまうのは、私が歳をとったせいか。

ポール・オースター ブルックリン・フォリーズ

やっと文庫化されたので購入。 いままでのオースターの小説で一番読みやすい。なんか通俗的な小説として読めてしまうなぁ。 主人公とは、還暦を前にしたりとか、病院での描写で僕の最近の人生との共通項を読んでニヤリとしてしまう。 最後の退院日が、2001年…